恋愛から結婚へと変わったとき、理想と現実のギャップに驚いた方はたくさんいると思います。
そのギャップに傷つき、ストレスをかかえ、努力をしたものの、最終的に離婚を選択した人もいるでしょう。
離婚とは簡単に表現できる言葉ですが、実際にはかなり辛く、結婚以上の大変さがあります。
ですが、結婚はやっぱり素晴らしいものだと思います。
せっかく結ばれた2人なのですから、できることならその結婚生活を続けられるようにと、
結婚生活を続けるための方法をいくつかご紹介したいと思います。
結婚生活が不安な方、
結婚生活で不安を感じている方、
何かひとつでも不安が解消できれば幸いです。
結婚生活を豊かにする方法
パートナーの時間を奪わない
結婚前は、大切なパートナーとこれからも一緒にいたいと思っていたのは誰もが同じです。
しかし結婚すると、
結婚して自由がない
自分ばかり頑張っている
と感じている方は多いのではないでしょうか。
結婚前は、自分の行動がこれほど制限されると思っていなかったでしょう。
自分ばかり頑張って、相手は楽している
と相手を妬むようになっているのではないでしょうか。
この心の余裕がなくなると、ますます相手を責めるようにもなります。
そうならないためには、ひとりの時間をつくることが大切なのです。
お互いひとりの時間は干渉しない。
そう決めておくだけで、あなたは心の疲れをしっかりと取ることができます。
そしてパートナーに対しても感謝をもつことができます。
結婚とはお互い同じ方向を向くことであって、お互いの時間を一緒にいることではありません。
あなたはあなたらしい時間の使い方がありますし、
相手にも相手らしい時間の使い方があります。
その時間を尊重することは、相手を尊重することにもつながります。
まずは、時間を大切にするということを意識してみてください。
溜めてから言わない
女性に多いのですが、その時は言わずにうっぷんが溜まってから爆発させるという方はいませんか?
言わなくても気づいてほしいなんて思っていませんか?
言わないのは美徳ではありません。
言わなくても伝わるのが愛ではなく、
なんでも言い合えるのが愛です。
親子であっても言わなくてもわかるなんて数少ないことです。
それをもともと他人であったパートナーに言わなくてもわかれ、なんて無理な話です。
なんのために口があるのかわかりません。
違和感を感じたら、素直に伝える。
パートナーはその時その瞬間で、
「〇〇(相手)はこういう時にこう感じるんだな」
とパートナーの気持ちをダイレクトに受け止めることができます。
言わないでいるのは、パートナーからするとOKというサインになります。
そして、何かのタイミングで爆発させる。
このときにはすでに遅いかもしれません。
事態は最悪の方向に行っているかもしれません。
爆発させて離婚という事態になりかねません。
そうなってしまうと修復不可能です。
離婚をわざわざ招いているようにしかみえません。
喧嘩してもいいのです。
愚痴をこぼしてもいいのです。
直接言うのが難しいのなら、最初は手紙でもかまいません。
その時の感情をちゃんとパートナーに伝えること。
それが大事なのです。
大火事は消すことが難しいですが、ボヤであれば消化する方法はいくらでもあるのです。
平等をやめる
結婚生活をおくる上でトラブルになるのが、家事や育児における負担の差ではないでしょうか。
同棲生活や結婚生活当初は平等に役割分担を決めていたのに、いつしか難しくなるのがたびたび起こります。
共働きでは、お互いの勤務時間が変化することは当然あるでしょう。
共働きでなくても、毎日家事や育児を完璧にこなすことが大変になってくるかもしれません。
その変化する家事や育児に対して完璧に平等なラインを引いておくと、
パートナーができなかったばあい、責めることをしてしまいます。
「何でできてないの?」
「やる時間あったでしょ?」
この平等というルールでパートナーを苦しめてしまっていることがあるのです。
平等を意識しすぎるとどちらかがやったばあい、
「俺がやってあげた」
「私がやってあげた」
と平等を求めるほど、上下関係ができてしまうのです。
上下関係ができてしまうとどうなるか。
家事や育児にたいして、強要という感覚が生まれてくるのです。
やらなきゃいけない、という強要は結婚生活を苦痛なものに変えます。
その苦痛はどこへ向かうのかというと、不倫や別居、離婚にまで発展します。
パートナーにはパートナーの時間があり、パートナーにしかわからない苦労もあります。
それを平等に振り分けてしまうと、やったやらないで上下関係が生まれてしまうのです。
ですから、パートナーにたいして平等を押し付けるのではなく、
相手にしてもらって助かったことを探すようにするだけで、関係が向上していきます。
よくある結婚生活の間違い
好きだから、
パートナーに嫌われたくない、
パートナーを怒らせたくない、
と自分を押し殺していては決して幸せな結婚生活は送れません。
かといって、
自分本位や、
相手の行動を無視した生活も長続きしないでしょう。
お互い人間である以上、納得のいく方法を見つけていくのは楽ではありませんが、
叶わないことではありません。
結婚生活というのはひとつの結果なのですから、考え方や行動を変えることによって結果も変えることができます。
そのためにお互いが悩み、考え、努力して改善しようとするのが大切なのです。
離婚という結果を選ぶこともできます。
ですがその前に、
今のままで少しでもパートナーと向き合う時間はないのか、
と改善策を考えるのは決して無駄ではありません。
あなたの幸せが続きますように応援しています。
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