こんにちは。
突然ですが、
あなたは「働かないおじさん」という言葉を知っていますか?
「働かない」とは、会社に出社していないという意味ではありません。
働かないおじさん(はたらかないおじさん)とは、周囲の期待する役割に対して、成果や行動が伴っていない中高年社員のことである。存在感が薄いため、妖精さんとも呼ばれる。全く働いていないわけではないものの、働きに見合わない高い報酬を受け取っているとして批判されている。
出典:Wikipedia働かないおじさん
40代の私からすると、恐ろしい言葉です。
若い世代からそうレッテルを貼られないようにするには、どうしたらいいかを紹介します。
働かないおじさんの特徴
『「働かないおじさん問題」のトリセツ』の著者である難波猛さんによると、
働かないおじさんの特徴として、
期待している成果が出ない
仕事への意欲が不足している
本人が良かれと思ってやっている言動がズレている
成功体験が邪魔して話が伝わらない
年上部下・年下上司が、お互い遠慮してしまう
改善や変化をするのに時間がかかる
の6つを挙げています。
それぞれ見ていきましょう。
成果が出ないのは、仕事に対する創意工夫や学習が足りないからです。
単に与えられた仕事だけをやっている人がこれに当てはまります。
意欲が不足しているのは、役割や処遇が変化したことにより、
頑張らなくていいやとなるのが原因です。
ズレた言動は、おじさんひとりなら成果を発揮できるけど、
チームになるとズレてしまったり、
反対に、チームでしか力が発揮できなかったりというパターンです。
若い頃の考えや行動から抜け出せなくて、古い価値観のまま仕事をしているといった、
成功体験だけで仕事をしているおじさんもいます。
世代によって考えや行動が違うのにもかかわらず、
「俺が若い時は」なんて言い出し始めます。
年齢や勤続年数、能力でおじさんのコミュニケーションが難しくなるときがあります。
また、習慣が出来上がってしまい、新しいものの吸収が遅くなっていることも原因です。
時代の変化についていけず、PCなどの操作に何時間もかかってしまうと、
「別の人に頼もう」と判断されてしまいます。
働かないおじさんはリストラ候補?
働かないおじさんのままでいると、
若い世代だけでなく、
会社からも戦力外通知を出されてしまうこともありえます。
そうならないためにも、
価値観を変える必要があります。
まずは、
価値観や成功体験を一切捨てましょう。
あなたが上手くいったのは、いままでだからです。
これからは新しい価値観を取り入れていかないと、会社についていけなくなります。
若い世代から学ぶ姿勢でいましょう。
いくら新人であってもその会社に入社したのですから、
その新人を会社が認めているわけです。
ですから、その新人から学ぶということは、会社のこれからの方法性を学ぶということにもなります。
思考だけでなく、スキルも時代の流れについていくようにします。
ITの知識は知っておいて損はないです。
世代を超えたコミュニケーションにも役立ちます。
知識のほかに、実際業務で使えるようにスキルも習得すると成果が出やすくなります。
「PCの操作なんか知ってるよ」
と思っていても、業務を省略するテクニックを網羅していますか?
5分でも省略できれば、その分仕事ははかどるのです。
まとめ
働かないおじさんにならないためには、
まず時代は変化しているということを、自覚するのが第一歩ではないでしょうか。
自覚することで学ぼうという意識になります。
そして、価値観を変えるスキルを身につけていく。
そうすれば、若いときのように活躍できることは間違いないです。
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