社会人になると学生時代と違って友達の数が減ってしまった、という方は多いものです。
いつもまわりに友達がいる環境を懐かしんで、
「あの頃に戻りたいな」
なんて、あなたは思ったことがありませんか?
たしかに学生時代は何でもないことでも笑い合える友達がいたものです。
ですが社会人として年数を重ねるごとに、心から笑い合える友達がまわりからいなくなっていきます。
私もかなりの数の友達が減ったので、時々友達のいないことを寂しく感じたりします。
毎日仕事をして帰る。
ただ年をとっていくだけの毎日に、人間としての生きがいを求めてしまい、
その結果、あまりの孤独感に後悔や罪悪感すら覚えてしまう方もいるのではないでしょうか?
社会人になって、友達いないから寂しいと感じる人に共通する特徴とその対処法を今回は紹介します。
社会人には友達はいらないと言う人もいますが、
孤独が寂しいと感じている方にはとてもつらいものです。
友達がいることで生き生きできるし、悩みなんかも共感してくれることでしょう。
友達がいなくてもいいと、いくらサバサバした性格を装っていても、やはり内心では孤独感や寂しさはあるのではないでしょうか?
この先ずっと寂しさでつらい思いをするのなら、
社会人からであっても友達づくりをする努力のつらさの方が圧倒的につらくないといえるでしょう。
目次
友達がいなくて寂しく感じている社会人の特徴
つねに否定的
何事にも否定的な人は友達ができにくいです。
「あれ食べに行こう」と言われても、
「食べたくない」
「気分じゃない」
など否定していては、友達は一緒に行動してくれなくなります。
一緒に行動したくなくなれば、段々と疎遠になることは時間の問題です。
警戒心が強い
警戒心が強すぎるのも友達をつくる上でマイナスになることが多いです。
友達が自分のスペースを侵害してくるんじゃないかと疑うと、距離をつくってしまうことになります。
「本当にそう思ってる?」
と、その距離を保とうと素直でない反応をしたり、攻撃的な態度をとってしまいます。
自分に自信がない
自分に自信がないばあいも友達づくりが難しいところがあります。
せっかくの友達からの誘いに、
「私なんか」
「どうせ」
と思うことで積極的に友達とかかわろうとしなくなります。
断ることが多くなれば、その分誘われる回数も少なくなっていくでしょう。
友達の理想が高すぎる
自信がないのと反対に、理想が高すぎるばあいも友達を少なくします。
友達付き合いには、多少は歩み寄ることが必要ですが、
「私らしくない」
などと考えていると、友達に嫌な気分をさせてしまうことでしょう。
友達には何でも言ってもいいと思っていると、やがて友達も離れていってしまいます。
休日は外に出ない
「休日は外に出たくない」と考えていると、
休日に誘われても断る機会が多くなってしまいます。
また、
「この人は休日は誘っても来ない」
と友達に認知されていまうと、休日の誘いもなくなることでしょう。
髪型・メイクに無関心
髪型やメイク、外見に無関心でいると、友達との買い物、おしゃれの場所や旅行などに行くことが億劫になります。
「メイクなんかやってもしょうがない」
など友達にも気を遣わないようでは、
友達に対しても尊敬がなくなってしまいます。
メイクなど気にしない友達ならいいのですが、
そうでないばあい、行く場所が限られてしまうのが難点になります。
他人に興味がない
まったく他人に興味がないと、友達であっても自己中心的な態度をとってしまうことでしょう。
「そもそも1人で行けば?」
と友達に思われてしまうと、最終的に誘われることがなくなってしまいます。
無駄なことが嫌い
友達との行動は、そのものが目的であることも往々にしてあります。
有名なお店のチョコレートを買いに行くのが目的でも、
ただチョコレートを買って終わりだと味気のない買い物になってしまいます。
「ここのお店も寄ってみよう」
などと寄り道をすることで、友達との時間やコミュニケーション・新しい発見にもなるのです。
社会人でも友達をつくるためには
友達をつくることは決して無駄ではありません。
あなたの人生を華やかにすることができるし、
つらいときでもそのつらさを共感することで半減できます。
人間は社会的な生き物なので、友達といることで孤独を感じず堂々と生きている感じを味わえることでしょう。
また、生きる上で必要な物や情報を教えてくれる存在なのは友達があってこそといえます。
「自分ってこんな才能があったんだ」
と自分を見直すこともできます。
暗闇の中を1人で進むよりも、友達と進むほうが断然明るくて安心できることでしょう。
そのためには多少、相手と合わせることも重要です。
相手に合わせることで、1人ではけっして得られなかった選択肢が、友達に合わせることで広げてくれるのです。
社会人でも友達をつくるためには
よくある社会人の友達づくりに、
共通の趣味の友達をつくる
習い事をはじめる
などがあります。
ここでは、共通の友達をつくるために誰とでも打ち解ける方法を3選紹介します。
何事にも楽しんでやる人は好かれます。
逆につまらなそうにしていたり、
暗い感じの人には人が集まってきません。
職場や資格の学校、
社会人サークル、
習い事、
などの場所で、楽しんでやってみてください。
最初は誰かと友達になろうなんて考えなくてもいいです。
とりあえず自分が楽しむ。
そうすることで、まわりからはとても魅力的な人に映るはずです。
魅力的になればきっとまわりはあなたを放っておかないでしょう。
最初にあなたから何かを与えましょう。
人は何かを受け取ると、「お返しをしなきゃ」という感情を覚えます。
「嫌い」と言ってくる相手に対して好きになることはありませんが、
「好き」と言ってくれる人に好意で返したくなるのは人間の感情からです。
ですが、初対面の人に好意はなかなかできないものなので、
最初は、
- 誠実に対応する
- きちんとしたコミュニケーションをとる
- アメやガムなどをあげる
といった簡単にできるものからしてみましょう。
何もしてくれないから、何もしないのではなく、
まずはあなたから与える。
すぐにではないかもしれませんが、必ずあなたに返ってくることでしょう。
とてもリラックスしている人は、相手に心を開いてもらいやすくなります。
警戒心が強かったり、スキがない感じを与えてしまうと、
まわりから敬遠されてしまいます。
敬遠されないためにはリラックスして自然体でいることが重要です。
来るもの拒まず去る者は追わずのスタンスで、肩の力を抜きましょう。
あなたが肩の力を抜くことで、まわりも肩の力を抜いて心を開いてくれることでしょう。
まとめ
社会人になると、ある程度の人格が出来上がってしまっているので、友達をつくることが簡単ではなくなっています。
それを学生のときのような感覚でいることで、友達づくりはグッと簡単になります。
社会人に友達はたくさん必要ありません。
1人でも友達が増えたら、その1人分の力があなたの人生に華が出るでしょう。
ケンカをすることもあるでしょう。
ですが、ケンカができるのは友達という孤独を感じさせない存在がいるからこそです。
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