職場は学校とは違い、気の合う同僚や上司を見つけるのはなかなか大変です。
職場で気の合う人がいないと、職場では平気なつもりでいても内心不安であったりするものです。
それくらい気の合う人がいないだけで、業務以外で余計に悩みの種になります。
ネットでどうにかしようと調べても、
『職場は仕事をする場所だから孤独でもいい』
なんて回答で締め括られているものを多く目にします。
ですが、本当に悩んでいる人からすれば、孤独に耐えられるならそもそも悩んだり調べたりしません。
それほど職場で気の合う人がいないということは孤独にまでつながってくる悩みでもあるのです。
そこで今回は、気が合う人がいないことで起きるやばい問題を紹介します。
ネットなどの無責任な情報に惑わされず、きちんと向き合うことが大事です。
仕事に気の合う人は必要ないと思っていると、
今がよくても数年後きっとあなたのまわりには誰もいなくなってしまいます。
「けっきょく自分ひとりだった」
なんて思うのは嫌ですよね?
そうならないためにも、今からストレスなく職場の雰囲気づくりをしていくことが大事です。
目次
気の合う人というのはどういう人か
それでは職場の気の合う人というのはどういう人なのでしょうか。
職場は学校とは気の合う基準が異なります。
学校の気の合う人のばあいだと、
- 地元が同じ
- 興味・趣味が一緒
- 部活やサークルなどコミュニティが同じ
- 共通の友人がいる
- 会話が弾む
といった特徴があげられるでしょう。
しかし、職場の気の合う人というのはまったく異なります。
それに特徴が限られてしまうのも、職場で気の合う人をさがす難しさにつながってくるといえます。
共通の目的がある
職場の業務は同じ部署であれば共通でしょう。
しかし、個々人の目的は人それぞれもっているはずです。
たとえば、
30才までにマイホームを建てるという目的があったり、
数年後までに結婚を目的にしている、
子どもの教育を考えている、
会社の仕組みに疑問がある、
など目的は誰にでもあるはずです。
こういった個人的な目的が共通している相手とは気が合うことがあります。
同様のスキルをもっている
同じスキルの人とは、問題や解決手段で相談しやすいことから話が合うことが多くなります。
また、同じスキルでも視点が同じ人であれば、より同じような考え方の人といえるでしょう。
そういった相手とは気の合う人になるになるかもしれません。
同じスキルの人とは行動範囲が一緒であることが多いので、
気が合う機会も増えるという特徴があります。
欲しているものが同じ
同じ部署でも他部署でも、欲しているものが同じときがあります。
たとえば、
相手と同じネクタイを買ってしまったり、
行ってる美容院が同じであったり、
必要としている情報が同じであったりしたばあい、
それはあなたと相手が同じ考えでいるからです。
そういった相手とは話が合うことが多く、
気の合うことも多いものです。
気の合わない人がいないとどうなるか
仕事をする上で、必ずしも気の合う人がいる必要はありません。
ですが、職場に気の合う人がいないとマイナスな面があります。
そのマイナス面を紹介していきます。
気の合う人がいないと精神的な支えがない
1番わかりやすく、実感もあるのが、気の合う人がいないと精神的な支えがないことでしょう。
1人でも気が合う人がいるだけで、職場に行くのが楽しくなります。
仕事でつねにモチベーションを保つことは簡単なことではありません。
ですが、気の合う人がいるとモチベーションを維持できる役割になります。
たとえば、
あなたが落ち込んだとき、あなた自身でモチベーションを回復させるでしょう。
しかし、気の合う人がいたらどうでしょう。
あなたのモチベーション回復のために助けてくれることでしょう。
あなた1人で回復までに1ヶ月かかるものが、
他人の力を借りることで2週間でモチベーションが回復できるのです。
それだけであなたの生産性はグッと高くなります。
もちろん、その相手が落ち込んだときあなたの助けが必要です。
これを「無駄」と言う人がいますが、私はそうは思いません。
ビジネスの基本は困っている人を助けること。
そこに経営者や従業員というのは関係ありません。
人を助けることで何倍にもなってリターンがあるのを私は経験しています。
気の合う人がいないと自分のレベルがわからない
気の合う人というのはあなたと能力や経験が同レベルであることが多いです。
あなたは、最も一緒に過ごす時間の長い5人の友達の平均になる
これはアメリカの起業家ジム・ローンの言葉です。
あなたの付き合う人があなたの価値を決めているということをあらわしています。
あなたの付き合う人というのは、あなたの気の合う人でもあります。
あなたのレベルに合った気の合う人が集まるということは、逆にいうと、
あなたの能力や経験を知りたかったら気の合う人を見ればあなたのレベルがわかるのです。
あなたの能力や経験が高まれば、気の合う人も自然と変わってきます。
そのためにも、今あなたがどのくらいのレベルでいるのかを知ることがとても重要なのです。
気の合う人がいないと人脈につなげづらい
私の経験上ですが、良い仕事というのは必ず人が持ってきます。
あなたがどんなに素晴らしい才能の持ち主であっても、
あなたひとりでできることには限界があります。
あなたの限界を広げるためには人を使うということも大事です。
「人を使う」と聞くと、何か腹黒く感じられますがそうではありません。
人と仕事をすることで、お互い生産性を上げられるのです。
あなたからすれば、
「自分より仕事ができない人と仕事をするくらいなら自分でやったほうがいい」
と思うかもしれません。
ですがたとえば、
あなたひとりだと10日かかる仕事があるとします。
気の合う人がその仕事に15日かかるとしたら、協力したばあい6日で終わらせることができるのです。
6日で終わらせることができたら、あなたは残りの4日を別の仕事にまわすことができますね。
相手も9日空きの日数をつくることができます。
このように、他人の力を借りることでビシネスを加速させることができるのです。
これこそがまさに人脈です。
まとめ
仕事はひとりでもすることができます。
ですが、気の合う人がいるだけでビジネスを加速させることができるなら、ぜひとも見つけることが大切です。
賢い人は気の合う人をうまく使っています。
してもらうだけではあなたは気を遣ってしまうことでしょう。
それを、してあげるというギブの精神でいればあなたの力になってくれるはずです。
仕事を充実させれば、あなたの時間やお金も豊かになります。
豊かになった時間やお金をあなたの大切な人のために使うことができれば、きっと笑顔の数が増えていくことでしょう。
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