大切にしている取引先の相手を怒らせてしまった。
会社のデータを誤って消去してしまった。
お客様に大きな損害を与えてしまった。
誰しもミスはあるものですが、
いつもとは違うミスに大きく落ち込んでいる人もいるのではないでしょうか?
小さなミスや取り返しがつくくらいのミスなら、落ち込んでも回復するまでの時間は早いことでしょう。
しかし、大きなミスや取り返しがつかないと思ってしまうほどのミスにはどうしても大きく落ち込んでしまうものです。
本来であればミスはない方がよいのですが、
大きなミスをしてしまうと生きた心地がしないものです。
食事が喉を通らないときもあるでしょう。
誰の話も耳に入らなくなるくらい落ち込んでしまうでしょう。
つらすぎて自分を責めつづけてしまうこともあるでしょう。
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そこで今回は、仕事をミスしたときの心をラクにする乗り越え方を紹介します。
ミスをしてしまったことからは誰も逃れられません。
落ち込んでいても何も変わらないですし、あなたはつらいままでいることになるでしょう。
それよりもミスを受け止めて、心をラクにした方があなたのためになるでしょう。
もし今、あなたがミスをしてつらいと感じているのであれば、ぜひ参考にしてみることをおすすめします。
職場でのあなたの立場を回復させて、あなたの心をすっきりさせることができるでしょう。
目次
生きた心地がしないほどのつらさをラクにする対処法
絶望的なミスをして精神的につらいとき、どうすれば心がラクになるのでしょうか。
つらいと感じているときに、もっとも効果的な5つを紹介します。
簡単なものばかりなので、ぜひためしてみてください。
ひとりの時間をつくらない
心をラクにするためには、ひとりの時間をつくらないことが重要です。
ひとりでいるのが得意の人がいるかもしれません。
ですが、ミスをしてつらいときにはなるべくひとりでいる時間を少なくした方がいいのです。
つらいときにひとりでいる時間をつくってしまうと、
ミスばかりを考えてしまう
気分転換にならない
良い打開策に結びつかない
などの負のループにはまってしまいます。
どうしてもひとりの時間を優先したいのであれば、
家から出るなどして落ち込んでしまう環境にいないことが大事です。
体をリラックスさせる
心をラクにするためには、体をリラックスさせることが大事です。
頭と体はつながっています。
体をリラックスさせることで、結果的に頭をすっきりさせることができるでしょう。
体をリラックスさせるためには、
サウナに行って汗をかく
マッサージで体をほぐす
寝る時間をたっぷりとる
などがあります。
体をリラックスさせることで柔軟なアイデアが生まれます。
柔軟なアイデアは、あなたの心をラクにしてくれることにつながるでしょう。
ポジティブな言葉を口に出す
落ち込んでいるときはネガティブな思考になりがちです。
しかし、そういうときにポジティブな思考をしようとしても難しいでしょう。
そんなときはポジティブな言葉を口に出してみましょう。
口に出すと良いポジティブな言葉には、
「大丈夫」
「なんとかなる」
「すべてうまくいく」
「命があるだけ幸せ」
「どん底こそ他人のありがたみがわかる」
などはどんどん口に出していくと前向きになれます。
ネガティブな思考でいるとネガティブなものばかりが目についてしまいます。
つらいときこそポジティブな言葉を口にして、自分で自分を励ますことも大事です。
今までにないミスだと考える
あなたが生きた心地がしないほど落ち込んでいるのは、これまでにないミスや経験だからでしょう。
これまでにないミスや経験ということは、今までのやり方や経験が通用しなかったということです。
このことを理解するだけで充分、あなたのこれからのミスを軽減するものになります。
今までにないミスだと考えることは、
あなた自身に疲労が溜まっていて、自分をねぎらう機会だと知れる
新しいことに挑戦した結果だと気づける
あなたが変わるべき時期を教えてくれる
などの機会になります。
ミスをすることは落ち込みますが、今までないものと理解することは大きな気づきのチャンスにもなるでしょう。
失敗は成長の糧だと考える
すでにミスしてしまったものはどうしようもありません。
しかし、生きた心地がしないほどのつらさは、あなたの成長ととらえることで抜け出すことができます。
失敗を成長に変えることは、
2度と同じ失敗しなくなる
仕事に対して全力で取り組むようになれる
新しい可能性(セレンディピティ)を見つけられる
ことができるでしょう。
ミスを成長の糧にするためには、絶対に会社や他人のせいにするのだけはやめましょう。
実際に、会社や他人が原因のミスもあることもあります。
ですが協力してくれる他人や選んだ会社はあなたの責任です。
そこまで責任をもつようになれば、きっとあなたの成長に変えることができるはずです。
仕事のミスを減らすために取り入れたいこと
これからのミスを減らすためにはどのような対処をすればよいのでしょうか。
ミスが少ない人が実践する方法5選をまとめました。
これからのあなたのために参考にしてみてください。
ミスを減らすためには集中することが重要です。
集中には余計なことをできるだけ考えないことです。
そのためには、頭を空っぽにしておく必要があります。
たとえば、家の玄関の鍵を閉めたかどうか気になっている状態とそうでない状態では、
仕事にたいする集中力が違うのは誰しも経験があることでしょう。
玄関の鍵のように、何かが頭をシェアしている状態では100%のパフォーマンスを発揮できません。
そのためには、
頭のなかをすべて紙に書き出すなどをして、空っぽにしておくことがおすすめです。
頭を空っぽにしておくことができないこともあるでしょう。
会社で複数のタスクをこなしながら1つの業務を進めることは往々にしてあることです。
そのためには業務の優先順位を決めておくことが大事です。
たとえば、重要度と緊急度で優先順位を決めるのであれば、
①重要度・緊急度がともに高いもの
②重要度は低いが緊急度が高いもの
③重要度が高いが緊急度は低いもの
④重要度・緊急度がともに低いもの
などと決めることができます。
何を基準に優先順位を決めるのかを考えておきましょう。
メモを取る大切さは誰でも知っています。
ですが、メモは年数が経っていくにつれて取らなくなってしまいます。
メモを取る大切さを知っている人は、
記録や証明にもなる
頭を整理することができる
業務の効率化を図れる
ことを知っています。
傍にメモ帳を置いておくだけでも信頼はされます。
まずは、新人のときに戻ってメモを取る習慣を身につけてみましょう。
確認は仕事のミスを減らす上でとても重要な作業です。
「直感が大事」と思っている人もいるでしょう。
直感は仕事のとっかかりには役に立ちますが、確認をしないで仕事を終わらすのはミスの元になってしまいます。
ミスを減らすための確認には、
日や時間を改めて再度確認する
声に出すなど五感をフルに使う
複数の人のチェックをする
などいくらでも工夫できるでしょう。
確認作業だけでもミスを大幅に減らすことができるでしょう。
タスクがたくさんありすぎるとミスの元になりかねません。
そのためには、自分のタスクをいかに減らすかが大事になってきます。
仕事ができる人はメールの返信が早いです。
それは自分のタスクをなくすことにつながるからです。
仕事につながるタスクはメールだけではありません。
なるべく自分でストップさせておかないことがミスを減らすことにつながります。
まとめ
生きた心地がしないほどのミスはつらいものです。
ですが、「そのミスから何を学ぶか」でその後のあなたが変わってきます。
ミスをしないようにするエネルギーも必要ですが、
ミスをした後のエネルギーもとても大切だといえるでしょう。
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