あなたは会社でこんな経験はありませんか?
上司が細かい指示や指摘をしてきて仕事がやりづらい
いちいち高圧的に仕事の指示をしてくる
自分だけきつい口調で叱責や注意を受ける
私もむかしはサラリーマンをやっていたので、こういう上司には結構苦労させられました。
それが今は上司という立場で部下を教育しています。
会社であっても人間関係を必要としている以上、嫌な上司というものはいるものです。
そんな嫌な上司をなんとかするということを、
上司の立場からこんなことを言ってくる部下は面倒くさい、という視点で解説していこうと思います。
効果がある分、仕事だけでなく人間関係にまで影響しますので、くれぐれも悪用厳禁で使用してください。
それと、私の部下はこれを読んでも私に使わないでください。
オウム返しをする
上司の言葉をそのまま返します。
小さい頃に相手の真似をして遊んだ経験はあると思います。
相手も最初は楽しんでいても、そのうちその相手は小馬鹿にされた気分でイライラしてきたのではないでしょうか。
その真似をするのです。
真似といっても言葉だけで十分です。
「お前はなんでこんなこともわからないんだ!」
「お前はなんでこんなこともわからないんだ?ですか」
「いつまで時間かけているんだ!」
「いつまで時間かけているんだ?ですか」
意味を聞き返す
これは悪口や嫌味に効果があります。
わざわざ知っている言葉の意味を聞き返すことで、説明することをバカバカしく思わせる言い返しです。
その意味を知っていても知らなくても構いません。
嫌味の言葉をわざわざ説明させることにイライラを感じさせるのです。
「お前は社会人失格だな」
「社会人とはどういう意味でしょうか?」
「常識がない奴だな」
「常識とはどういう意味でしょうか?」
メモを取る
怒りや感情に任せて発言してしまう上司に効果的です。
感情的になっている相手に対して、
メモを取るということで高圧的な発言を防ぐことができます。
人間は記録に残ることは、ちゃんとした発言をしなければならないという意識になります。
のちのちそのメモがトラブルの種にもなる恐れがあるので、
上司は発言を控えようとします。
さらに、メモを取るためにゆっくり発言してもらおうと言うと効果的です。
メモ+ゆっくり話す、ことでペースは上司からこちらへ一転します。
「メモを取りたいのでゆっくりお願いします」
「メモとして録音したいので、少しだけ時間をください」
相手の感情を言葉にする
こんな経験はないですか?
自分では流暢に話をしていたつもりでも、
「言葉の前に、『えー』て言っていうんですね」
なんて指摘されると、
それ以降えーを言わないように意識してしまい、流暢に話せなくなってしまった経験などです。
これは自分が意識していない無意識の部分を指摘されると、
その無意識のことに集中してしまい普段の意識がうまくいかなくなるのです。
「何度言ったら覚えるんだ!」
「課長はいま興奮していますね。顔がピクピクしているのがわかります」
「早く仕事をしろ!」
「普段より声が大きいですね。こう少し小さな声でも聞こえます」
感謝をいう
「すみません」と返してばかりだと向上心がみられません。
それを
「ありがとうございます」
と返すことで仕事に対しての向上心をあらわすことができます。
また、怒っている相手に対して感謝を言うと、まさかの返答で一気に冷静にさせることもできます。
人間、感謝してくる人に怒り続けるのは大変なことです。
結局最後は感謝をしている人が強いのかもしれません。
「ありがとうございます」
どうしても解決しないのなら転職も考える
危険度の高い上司への潰し方を紹介しました。
何度もつかうのはおすすめしませんが、それでも言い返す技術はしておいた方が身のためです。
変な言いがかりをつけられなくなったり、
上司との人間関係に悩まなくもなります。
そして、あなた自身のストレスが減ることでしょう。
会社はあなた自身を壊しに行くところではありません。
あなたはあなたの身を守る必要があるのです。
いろいろと手を尽くしたけど、どうしても会社にいたくないのであれば転職しましょう。
会社はいくらでもあります。
苦労して入社したかもしれませんが、心身を壊すことはありません。
いっそのこと転職しましょう。
そしてストレスなく、あなたらしい働き方ができるのを応援しています。
キャリアアップコーチング
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