「仕事もプライベートも頑張ってきた、だけど誰も褒めてくれない」
毎日の生活や仕事に不自由はないけれど、どこかに空虚感を感じる瞬間があります。
そんなとき、ふと
「愛されたい、必要とされたい」
と思うのではないでしょうか。
あなたはとてもよく頑張ってきましたと思います。
他人よりもたくさんいろんなことを感じてきたのでしょう。
そして頑張ったぶんだけ必要とされると思っているのではないでしょうか?
頼る相手がいなくて誰かに必要とされたいと思う人がいる一方で、
たくさんの人に囲まれていても誰かに必要とされたいと思う人もいます。
それほど「必要とされたい」という思いは強く、満たされにくいものなのです。
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そこで今回は、誰かに必要とされたいと思う特徴と、そのときに試してほしいことを紹介します。
必要とされたいと思うときを知ることで、あなたのそのときの状態を客観的に見ることができるでしょう。
客観的に自分を見ることができれば、冷静になることもできます。
そして冷静になることができたなら、ぜひ必要とされることを試してみるのがおすすめです。
今のまま何もしないでいると、
誰もわかってくれないと思う気持ちや、
自分だけ苦しいというつらさや、
まわりは羨ましいという妬みは増すばかりです。
そんなことを思うのは今日までにして、これからは一歩進んだあなたに変身してみると、
こころに余裕が生まれます。
こころに余裕が生まれれば、きっとあなたを魅力的だと思う人は出てくるはずです。
目次
「必要とされたい」という気持ちが生まれる理由
必要とされたいと思うときはどんなときなのでしょうか。
代表的な7つを紹介します。
仕事や勉強で失敗した
仕事や勉強で失敗したときに、必要とされたいという気持ちが強くなります。
失敗そのものではそれほどでもありませんが、
自信をなくすほどの失敗になると、誰かに必要とされたいと思うようになります。
失敗によって、
精神的に弱る
何にもできないという自責
自分だけ失敗するという取り残された感じ
などが自分に自信をなくしてしまいます。
失敗は人によって受け取り方が違うので、ミスや失敗に大きさは関係ないといえます。
やりがいを感じられない
特にミスや失敗などはしていないけれど、仕事や家庭でやりがいを感じられないばあい、
誰にも必要とされていない気持ちが生まれます。
やりがいを感じられない理由として、
感謝や成果が得られない
目標がはっきりしていない
自分の力をあまり発揮できていない
ばあいには、なかなか生活にやりがいを感じることが難しいかもしれません。
その行動自体が目的となっていなく見返りがないばあい、やりがいを感じられなくなってしまいます。
社会的なつながりが限られている
人は社会的な生き物です。
そのため、社会的なつながりが限定されてしまうと、どこかで必要とされていないと感じてしまうものです。
社会的なつながりが限定される理由には、
学校や会社に行っていない
失恋・離婚などの関係性がない
「自分だけ」という役割がない
などが考えられます。
今はインターネットで多くの人とつながることができます。
しかしその反面、リアルな人間関係が薄くなってしまうこともあるのです。
愛されているかわからない
愛されているかわからないと、不安から誰かを必要としてしまいます。
必要と同時に誰かに必要とされたいと思うこともあるでしょう。
愛されているかわからない人には、
自分を否定・卑下してしまう
他人と意見が合わないと「自分が悪い」と感じてしまう
批判をすべて受け入れてしまう
などがみられます。
恋人やパートナーがいても、不安に感じてしまう特徴があります。
自分の意見が言えない
まわりに人はいるのですが、自分の意見が言えない・通らないときには必要とされていないと感じるものです。
その場はまわりに合わせることで楽しいのですが、
まわりに合わせてばかりだと、
「私って必要なのかな」
と思ってしまいます。
自分の意見が言えない人には、
間違ったらどうしよう
注目されたらどうしよう
まわりが不快に思ったらどうしよう
などと考えてしまうものです。
2~3人なら言えなくもない人でも、
大人数の会議や友達との付き合いになると意見が言えなくなる人が多くなってしまうのも特徴です。
ひとりの時間
ひとりの時間に自分を振り返ってしまうことがあります。
そういうときの振り返りというのは大抵ネガティブなモードです。
そのため、「私は誰にも必要とされていない」という気持ちが生じやすいものです。
ひとりの時間にネガティブになるときとして、
暇がある
寝る前の考え事
まわりと違うことをやっているとき
のひとりの時間に不安になることが多いです。
本当は必要とされているけれど、ひとりの時間になるとそういった不安になる人は多いです。
他人の感情を受けやすい
他人の感情を受けやすい人というのも、誰かに必要とされたいと思うものです。
感情を受けやすいと何気ないことにも、
「私のせい?」
と感じてしまうことでしょう。
特に他人に影響されやすい人は、
まわりの人に敏感
人間関係に疲れやすい
深く考えすぎてしまう
ところがあります。
些細なことに反応してしまう人にとっては、変化がありすぎる生活につらくなってしまうでしょう。
「必要とされたい」と思ったら
それでは、誰かに必要とされたいと感じたときはどうすればよいのでしょうか。
「必要とされなきゃ」と思えば思うほど、自分を追い込んでつらくなるものです。
そこで、あなたの感性を生かしつつ、あなたに合った対策をしていくことが重要です。
「必要とされていない」
と感じたら、まずは相手に依存をするのをやめることです。
相手がいてあなたがいる、という関係だと相手の反応ばかり気にしてしまうことになります。
相手の機嫌がいいときはあなたの気持ちも楽なのですが、
相手のちょっとした変化があると、あなたはとても落ち込んでしまうでしょう。
そうならないためにも、
あなたの感じたことをしてみるのはどうでしょうか。
つらいならやめてもいいんです。
休みたいなら休んでもいいんです。
そんなことをしていたら誰も相手にしてくれない!
と言う人がいますが、そう言う人があなたにとっての原因なのです。
あなたはあなたの感じたことを大事にするべきではないでしょうか。
成功者と呼ばれる人たちは、自分という存在を高めた人たちです。
あなたも自分を高めることで唯一無二の存在になれるでしょう。
「必要とされたい」と思う人がやりがちなのが、新しいネットワークをたくさん広げようとするものです。
しかし、そんなにたくさんのネットワークは必要なのでしょうか?
普段は家庭に仕事、その他に近所の付き合いに趣味のコミュニティ。
さらにはオンラインスクールなど多彩なコミュニティにも参加をしている人もいます。
もし、ネットワークを広げたいというのが目的なら構いませんが、
必要とされるためにコミュニティをむやみに広げるのはおすすめしません。
ネットワークは、多いからすごいのではありません。
居心地がいいネットワークに属しているかが大事なのです。
たとえば、読書が好きな人がいるとします。
家で読むのを図書館に変えてみてはどうでしょうか。
図書館に慣れたら、一歩進んで読書会に参加してみる、
というふうに段階を経てみてはどうでしょう。
居心地が悪いと感じたらやめたらいいのです。
無理せず、居心地がいいところを探してみるのが大事です。
必要とされる相手で1番重要なのは、家族でも恋人・パートナーでもありません。
あなたがもっとも必要とされなくてはいけない相手は、あなた自身です。
最近、あなたはあなたを楽しませてあげていますか?
本当は欲しいものがあるのに値段で決めていませんか?
食べたいと思ったものを自分に買ってあげていますか?
あなたをよく知っているのはあなたです。
そのあなたが、自分を楽しめてあげられないのなら、他の誰もあなたに価値を見出しません。
まずは、あなた自身があなたを楽しませることをしてあげてください。
お金をかける必要はありません。
自分が思ったことを素直に行動する。
それだけです。
甘いものが食べたいと思ったらチョコレートを買いに行くのでもありです。
そのときだけは、「ダイエット中だから」なんて考えるのをやめましょう。
自分を気持ちよくさせることができるかが重要なのです。
まとめ
誰しも必要とされたいと思うものです。
ですが、そういう人ほど自分を楽しませていないものです。
まずは、あなたが自分の1番のファンになる。
そうすれば、あなたは幸せな気分になれるでしょう。
その幸せな気分はまわりを楽しませます。
幸せな人には人が集まってくるものです。
そうしたら自然ときっとあなたを必要とする人が集まってくることでしょう。
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