人は見た目で判断されると言われています。
この人は真面目だろうな、
いかにも怖そうな人、
生活がだらしなさそう、
など、いいことも悪いことも見た目で判断されてしまいます。
それがプラスに作用すればいいのですが、
時としてマイナスに作用してしまうこともあります。
仕事ができない方は見た目や顔つきで判断されていることもあります。
もちろん、見た目や顔つきで仕事の才能はわかるはずがないのですが、
「この人に頼もう」
といったチャンスが減ることは間違いないでしょう。
もし、あなたがチャンスに恵まれていないと思っているのであれば、仕事ができない人と評価をされているかもしれません。
今回は、仕事ができない人が顔つきを変えただけで、会社からの評価がアップして昇格させた話を紹介します。
私は事業の一環として経営者のイメージを変えるコンサルも行っています。
経営者にはイメージ戦略が必要なときもあります。
そのためのイメージづくりをお手伝いすることがあるのですが、
一社員の方をお手伝いすることはありません。
ですが、
「経営者と同じ料金でもいいので、仕事ができるように変身したい」
という彼の熱いメッセージを受け、特別に行なった話をします。
すべてを話すことはできませんので、
一般の方にも使える顔つきなどイメージの変え方を簡単にお教えします。
せっかく才能があっても、見た目でその才能を開花させる機会がないなんて大損します。
将来を損しないために、今からでもできることからはじめておくことをおすすめします。
目次
仕事ができない人の顔つきの特徴
仕事ができない人の顔つきにはどのような特徴があるのでしょうか。
目力がない
目は口ほどに物を言うということわざがあるように、目は多くを物語ります。
目力がないばあい、
- 覇気がない
- やる気がない
- 不健康
といった印象をまわりに与えてしまいます。
そうなると、大事な仕事を任せようといったチャンスも減ることでしょう。
人の目を見ない
人と話すとき目を見て話さない人がいます。
目を見ないばあい、
- 自信がない
- 緊張している
- 何を考えているかわからない
といった印象を与えてしまうことになります。
口が開いている
ポカンと口が開いている人がいます。
- だらしがない
- ミスをしそう
- 頭が悪そう
な印象を与えてしまいます。
口呼吸は仕事以外にもデメリットが多いので、早めに治すことをおすすめします。
ヘラヘラ笑う
笑い方というのは、けっこう相手に見られるものです。
豪快に笑う人もいれば、反対にヘラヘラ笑う人もいます。
特にヘラヘラ笑う人というのはあまり良い印象を与えません。
- 不誠実そう
- 何を考えているかわからない
- 小馬鹿にしている
といった印象を感じますので、会社ではなるべくヘラヘラした笑い方は控えるようにしたいものです。
無表情
無表情でいることは、感情が読みにくいというデメリットがあります。
1人でする仕事ならいいのですが、
チームなどの業務では表情がないことで、
- 暗い
- 何を考えているかわからない
- つまらなそう
といった理由で、チームプレイが難しくなってしまいます。
顔つきを改善する
意識的にも無意識的にも、顔つきひとつで職場内での印象が全く変わってしまいます。
会社は仕事をする場所なので無理に楽しくする必要はありませんが、
せめてマイナスの印象は与えたくないものです。
以下で紹介するものは、本来経営者向けにプラスのイメージがあります。
「生意気」といった印象を与えかねませんので、
ほどほどの使用がおすすめです。
必ず目を見て話す
やはりきちんと相手の目を見て話すことはとても重要です。
相手を見て話すのは当たり前ともいえるでしょう。
生まれつき目力がないと悩んでいる方でも、
相手の目を見て話すことで覇気ややる気は伝わるようになります。
また、相手の目を長く見ることは自信の表れにもつながってきますし、誠意も伝えることができます。
どうしても相手の目を見るのが緊張するのであれば、
相手の眉間を見るようにするとよいです。
まずは当たり前のことをするだけでも、
マイナスの印象をカバーできますので、仕事だけでなくプライベートでも相手の目を見るように心がけましょう。
目線は下に移動しない
相手の目を見て話すことはとても大事ですが、
ずっと相手の目を見続けるのは威圧感を与えてしまいます。
ですので会話が途切れたら視線を外すことも大事です。
視線を外す際に、視線を下に移動してしまうと自信がない印象を与えてしまいます。
ですので、視線を外すときは相手の肩越しの壁などに視線を移すようにするのがポイントです。
相手の目をきちんと見て話す。
そして視線は下に移さない。
これだけで、あなたの評価はけっしてマイナスになることはありません。
それほど目だけで表現することができるのです。
笑うときは目で笑う
笑い方も重要です。
ヘラヘラした笑い方では信用されないですし、
かといって職場で豪快に笑う必要もありません。
大事なのは目が笑っているかです。
口では笑っているけど目が笑っていない人はいませんか?
いわゆる愛想笑いです。
人は愛想笑いにたいして快く思いません。
それは目が笑っていないからです。
たとえば、日本人はマスクで口を隠すことは何も言われないですが、
サングラスをかけると異様に不審がられますよね。
それほど日本人は目の動きを見ているのです。
したがって、笑うときは目で笑うようにします。
目で笑うようにすれば自然と口角も上がります。
目で笑うようにすると自然な笑顔ができるので、ぜひ取り入れてもらいたいものです。
仕事ができる人になるためのよくある質問
A. 簡単にできるものとしては、
動作をゆっくりしましょう。
人はゆっくりしたものに対して、落ち着きがあると感じます。
ヤ◯ザ映画では、幹部ほど動きがゆっくりではありませんか?
逆に末端であればあるほど、せっかちな動きで表現します。
食べるときもゆっくり食べましょう。
まとめ
私が教えた彼はまだ20代でした。
出世欲が人一倍あったので、すぐに吸収していきました。
そして何と5ヶ月で昇進したのです。
私が教えたのは至って当たり前のことです。
ですが、彼はきっちり自分のものにしました。
大事なのは「仕事でできるようになる」という意欲ではないでしょうか。
意欲があれば仕事が楽しいはずです。
あなたにも仕事って楽しいものだと感じていただきたいと心から思っています。
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