【共感は悪影響!?】仕事ができない人と関わりたくないときの正しい対処法

仕事ができない人形に関わらない態度の上司の人形 ためになる

前にも言ったことを覚えていない
見ていないところでサボる
報連相ができてない
そんな同僚や部下が、あなたの職場にも1人はいるのではないでしょうか?

職場の悩みでよくあるのが、仕事ができない人との関わり方です。
あなたと同じように動いてくれれば楽なのですが、
そうもいかずにやきもきしてしまうこともあるでしょう。
その相手があなたの部下ともなると、あなたの評価にまでかかわってくるので、
教育の難しさを実感するかと思います。

最近では、共感という言葉が重要視されているように感じます。
相手の立場に立って考えることが必要だと言われます。
ですが、はたして仕事ができない人への共感は必要なのでしょうか?

私は長いこと仕事ができる人と仕事をともにしてきました。
そんな仕事ができる人に共通することは、共感する相手と共感しなくていい相手をきちんとわけていることです。
じつは、共感することは相手にとってとても嬉しいことなのですが、
かえって悪影響になることもあります。
それにもかかわらず「共感することはいいこと」なんて、
共感という言葉に踊らされているとあなたに被害が及ぶ結果になりかねません。

そこで今回は、仕事ができない人と関わりたくないときの正しい対処法を紹介します。
仕事ができない人と関わりたくないと思うのはどんなときなのか。
また、どのような特徴があるのか、
どのように対処するのが1番良いのかをまとめてみました。

正しい対処法をしないとあなたの評価も下がってしまうことになります
評価だけなら会社から離れればよいのですが、ばあいによっては会社以外でも悪影響を及ぼすことすらあるのです

それだけではなく、仕事ができない人にとっても正しい対処法をしていないと、
その人のためにもなりません。
あなたとその相手が十分な能力を発揮できる環境や人材づくりのためにも、
この機会に職場での人との関わり方を見直しておくことが重要です。




仕事ができない人とは

いわゆる仕事ができない人というのには、どのような人のことを言うのでしょうか。
5つまとめてみたので、まずは見てみましょう。

仕事覚えが悪い

仕事覚えが悪いとまわりに迷惑をかけてしまいます。
そのため、仕事ができないと思われてしまうことが多いでしょう。

仕事覚えが悪い原因として、
メモを取る習慣がない
わかったふりをしてしまう
仕事に対する意識が低い
など、仕事に対しての姿勢が特徴です。

その会社に入社することができたのですから、
ある程度はまわりと能力やスキルの差はないといえます。
それよりも本人の努力の差が影響していることが大半です。

作業が遅い

職場には、頑張っているが作業が遅い人もいます。
そういった人はどうしても、仕事ができないと言われてしまうこともあるでしょう。

作業が遅い原因として、
目的・目標が明確ではない
要領が悪い
緊張していたり、テンパっている
などが考えられます。

作業の遅い原因は、本人だけの問題とは言い切れないことがあります。

単独で業務を抱え込む

単独で業務をしたり、報連相がなされていないと、
まわりは業務の進み具合が把握できません。
結果としてまわりに迷惑をかけてしまうことになり、仕事ができないと言われかねません。

単独で業務を抱え込んでしまう原因には、
重要性がわかっていない
まわりを信用していない
コミュニケーションがうまくない
などが考えられます。

仕事を他人に回すことは、業務の効率化を図れるのに残念です。

ミスが多い

ミスが多いと仕事ができないというレッテルを貼られてしまうことになります。
新人などはミスがあって当たり前です。
ですが、何年も同じ業務をしているのに、同じミスを繰り返してばかりだと仕事を任せられなくなってしまう恐れがあります。

ミスが多い原因には、
睡眠不足など自己管理能力が低い
メモを取らない・取っても復習しようとしない
優先順位が決められない
ミスを気にしすぎる
仕事量が多い
などがあります。

ミスの多さは本人だけの問題ではなく、会社としてできることはあります。

指示されたことしかやらない

会社で指示待ち人間は仕事ができない人と言われてしまいます。

指示されたことしかやらない人の原因には、
主体性がない
仕事にやりがいがない
給料だけが会社だと思っている
失敗を恐れている
責任感がない
などが考えられます。

最近では、
会社は給料が上がらないのだから適当にしておけばいい
と無責任に吹聴する人もいます
そういった人の影響を受けてしまうと、成長するはずの芽がつまれてしまいます。
せっかく才能ある人なのに成長する機会がなくなってしまうと思うと、私としてはとても残念でなりません。

仕事ができない人と関わりたくないと思う理由とは

仕事ができないから、公園のベンチで悩むサラリーマン

仕事ができない人はその人の問題なのに、なぜまわりが関わりたくないと思うのでしょうか。
代表的な5つを紹介します。

本人に自覚がないから

仕事ができない人には、本人の自覚がないことがあります。
「自分は仕事ができている」と思っているばあい、
まわりがとやかく口出ししてはいけないと思ってしまいます。

人が多くを学ぶときというのは、失敗して学ぶ意欲があるときです。
それ以外のときに言われても頭のなかに残らないでしょう。
できるなら、本人から助けを求めてきたときにサポートするのがおすすめです。

本人にはやる気があるから

いくら仕事ができない人であっても、本人にやる気があるばあいの口出しはしにくいものです。
口出しすることで、かえって本人のやる気を削いでしまうからです。

仕事ができないけどやる気がある人のばあい、
本人が相談してきたときに、サポートしてあげるのがおすすめです。
失敗や挫折をしたときに、その人にとってさらに向上できるチャンスといえます。

間違った捉え方をしてしまうから

仕事ができない人は考え方が間違っていることがあります。
報連相がないのは、本人が自分でやったほうがいいと思っているからかもしれません。
アドバイスでも早合点してしまうこともあります。
そうなると、
「せっかくアドバイスしたのに違ったやり方をしている」
となりかねません。

仕事のスタイルは、その人の考え方の結果といえます。
仕事はチームでやるものだからと教えても、人の考え方を変えるのは簡単ではありません。
残酷かもしれませんが、その人に合った仕事を任すか、その人が考えを入れ替えるのを待つしかしかありません

自分の業務に余裕がないから

自分の業務に余裕がないばあい、仕事ができない人を助けることすらできないでしょう。
たとえば、
仕事量が多かったり、
納期期限が迫っているばあい仕事を教えている時間がありません。

また、心にも余裕がないと関わりたくないと思ってしまうでしょう。
こういったばあいには、日頃から仕事量をコントロールしたり、集中力を保つためにマルチタスクをしない工夫が必要です。
仮にあなたが仕事のできない人をサポートできないのであれば、
サポートできる人を紹介してあげるなどはできると思います
すべてをあなたが関わろうとするとあなたの仕事に悪影響が及ぶことでしょう

自分の評価が下がってしまうから

仕事ができない人は考え方が違うという話をしました。
そういった人を助けようとする精神はとても素晴らしいことだと思います。
ですが仕事ができない人と一緒にいる時間が長くなると、あなたに大変な悪影響が及ぶことになります。
それは、仕事ができない考え方があなたに移るということです。

人間はどんなに意思の強い人でも環境に左右されてしまう傾向があります。
よく「成功したいなら環境を変えろ」なんて言われます。
それくらい環境は人を変える力があるのです。

あなたが仕事のできない人と一緒にいると、仕事ができない人からすると仕事ができる環境に恵まれるわけです。
しかし、あなたからすれば環境を下げることになります
「自分は仕事ができない人に影響されない」
と強く思っていても、無意識にあなたの思考に影響しているのは間違いありません。

どうしてもというのであれば、付き合う時間を決めることが良いでしょう。
仕事ができない人を助けることは大切ですが、あなたの思考を守る残酷さも時には重要なことなのです。

まとめ

何から何まで仕事ができない人をサポートするのが本当に優しい人ではありません。
相手が必要なときにサポートし、
そうでないときには手を出さないことも大事です。
仕事ができない人のことばかり考えてしまうと、あなたの仕事の効率が悪くなってしまいます。
本当に大事なことは、あなた自身が誰にも気を遣わず仕事を楽しめることではないでしょうか。



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