一緒に働いていた同僚が急に会社を辞めた。
実績もある優秀だった同僚なのに、いきなりの退職にびっくりした。
そんな経験を目の当たりにした人もいるのではないでしょうか?
会社を退職する人というのは、その会社に馴染めないとか仕事ができない人のイメージが強いものです。
ですが中には、実績があったり結果を出しているなど、会社に貢献している優秀な人が退職することがあります。
そういった優秀な人の退職を経験すると、
「優秀な人は何を考えているかわからない」
と思ってしまいませんか?
実は優秀な人は、しっかりその会社の将来性を見極めているのです。
そして将来性がないと判断したら、見切りが早いのが特徴です。
ダラダラと将来性がない会社や人を幸せにしない会社に居続けることはしません。
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そこで今回は、優秀な人は見切りが早い理由と優秀な人が見切りをつける会社の特徴を紹介します。
優秀な人の考え方を知ることで、効率のよい働き方を学ぶことができます。
また、優秀な人というのは会社に対して鋭い目をもって見ています。
優秀な人を真似すれば、あなたが今いる会社がいい会社かどうかも身に付くことができるでしょう。
「優秀な人がいなくなったから楽になった」
と構えていると、将来あなたの会社で起きる変化に巻き込まれるかもしれません。
そのときに身の振り方を考えると手遅れになってしまうことだってあります。
そうならないためにも、今から見切りが早い優秀な人についていくことが大事になります。
目次
優秀な人は見切りが早い理由
それでは、優秀な人というのはなぜ見切りが早いのでしょうか。
その理由として9つの特徴があります。
決断力がある
優秀な人は決断力があります。
決断力がある背景に、
判断の基準をもっている
目標や優先順位が決まっている
失敗を恐れない
などをもっています。
そのため、他人より早く決断することで早く結果を出せるのです。
早く決断することは見切りも早くなります。
自分を信じている
優秀な人は自分を信じていることが多いです。
他人に期待して他人を責めるよりは、自分自身に責任をもち行動するのです。
自分を信じる人には、
前向き
信念をもっている
他人をあてにしない
などの特徴があります。
自分を信じているので、他人の意見に左右されることはありません。
左右されることがないので、見切りの時間も早いのです。
時間を大事にしている
優秀な人は、時間がどれほど大事なことかを知っています。
時間というのは誰にでも平等にあるものです。
そのためダラダラする時間が無駄であると考えるのです。
時間を大事にする理由として、
複利が発生する
無駄な時間を排除すれば効率が良くなる
早く失敗すれば早く成功につながる
などの考えがあるからです。
時間は有限なものです。
有限だからこそ、優秀な人は大事にしているのです。
環境にこだわる
環境にこだわるのも優秀な人の特徴です。
自分の環境がいかに自分に影響するかを知っています。
環境にこだわる理由には、
人間の意志は弱い
ライフスタイルに影響する
良い環境に身を置くことで努力量を減らす
などがあり、優秀な人はこれをよく理解しています。
会社も1つの環境です。
会社という環境を変えることで、自分が変わることができます。
優秀な人はその見切りも早いのです。
つねに疑問を持っている
優秀な人は自分で考える癖をもっています。
そのため慣習的なものであっても疑問があれば、改善しようと試みます。
つねに疑問を持つ人は、
惰性・慣習を嫌う
本質を見抜く
時代に合ったものを優先する
などの特徴があります。
つねに疑問を持ち続ける優秀な人は、
改善されない疑問点には見切りが早いのです。
変化を恐れない
優秀な人は、日常のものは変化すると考えています。
そうでない人というのは変化を嫌います。
入学や転職、引っ越しは少なければいいと考えがちです。
ですが変化を恐れない人は、
思考
環境
人間関係
において変化していくものと考えます。
優秀な人は、変化しない方が恐怖と考えます。
自分自身をアップデートしていく姿勢の優秀な人は、
変化をも恐れないのです。
現状に満足しない
優秀な人は変化を恐れないのと同時に現状に満足しません。
たとえ十分な実績をできたとしても、あえて満足だと思いません。
現状に満足しないためには、
つねに自己否定
もっとベストな方法はないかを考える
インプットとアウトプットの量
を大事にします。
「まだまだやれる」
と思うことで、より向上を目指すのです。
長期的な視点で考える
優秀な人は長期的なスパンで考えます。
そのため短期的な結果に一喜一憂しません。
たとえ転職して給料が下がったとしても、
長期的には上がるものと考え行動するのです。
長期的な視点として、
目先の利益で判断しない
複利での活用を考える
自己投資に余念がない
などを重要視しています。
見切りが早くて失敗かどうかの判断も、
優秀な人は長期的に判断するのです。
先延ばしにすると損をする
優秀な人が見切りが早いのは、先延ばしにすると損をするということを知っているからです。
「後でやろう」というのは多くの人が思いがちです。
ですが、多くの人がやらないことをやることで優秀な人になれるのです。
先延ばしにすると損な理由として、
チャンスを逃す
複利の力を得られない
やらなかった後悔の方が強く残る
などの不利益があります。
見切りが早いのは、思い立ったらすぐ行動するからです。
見切りが早くて失敗することよりも、見切りが遅くて後悔することの方が優秀な人は嫌うのです。
見切りをつける職場の特徴
優秀な人が考える見切りをつける職場とはどんなものがあるのでしょうか。
経営者の方でも気をつけているものを5つ紹介します。
評価されない職場は、優秀な人は見切りを早くつけます。
せっかく成績をあげても評価されないのであれば、誰でも評価される職場で働きたいと思うものです。
評価されない職場として、
上司が無能
結果しか見ていない
仕事量が増える一方
などのばあい、評価がされにくい職場といえます。
評価されない職場にいても時間の無駄と考え、優秀な人ほど見切りが早くなります。
残業が当たり前の職場では、当然プライベートの時間も削られます。
家族との時間や自己投資にあてる時間も限られてしまいます。
残業が当たり前の職場には、
人手が足りない
無駄な仕事が多い
定時で帰りにくい雰囲気
などが目立ちます。
残業はストレスも抱えてしまうので、一刻も早く見切りをつけるのが優秀な人の考えです。
仕事の効率をもっとよくしようとしても、会社がなかなか動いてくれないこともあります。
問題に気づきにくい職場としては、
トップダウン経営
ワンマン社長
会社の顔色をうかがう上司
などがあげられます。
会社のことを考えて問題提起しても取り合ってもらえないと、やりがいがなくなるのは当然です。
社風が古い体質の会社があります。
優秀な人にとって時代に合わない職場はどうしても見切りが早くなってしまいます。
古い体質の職場には、
就業時間前に雑用などの業務がある
管理が紙媒体
副業禁止
などがあります。
年齢が高い人には喜ばれる職場が多いのですが、
「会社は自己実現の場所」と考える優秀な人にとっては足枷となってしまうことが多いです。
優秀な人ほど仕事量が多くなる職場があります。
結果を出しても次から次へと仕事がくるのでは、忙殺されてしまいます。
優秀な人に仕事が集中する理由として、
上司が部下を把握できていない
仕事をこなすのが早い
頼みやすい
などがあるでしょう。
優秀な人にだけ仕事が集中すると、優秀な人はそれだけストレスを抱えることになります。
そのため見切りが早く、去るのは時間の問題ともいえます。
まとめ
「自分は優秀な人ではない」と思っている方もいるかと思います。
しかし、優秀な人を知ることはけっして無駄ではないことです。
優秀な人を見て、優秀な人と同じ行動をすることで、あなたの社会的な価値を上げることができます。
関係ないと思っていると今のままですが、
学ぶことであなたはもっと価値ある人間であることを引き出せるのです。
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