こんにちは。
私のまわりの看護師に話を聞くと、そのほとんどが転職経験があると言います。
同じ看護業務であっても、病院や施設によってまったく業務内容が異なるのが病院や施設の異質なところ。
そこで私自身、看護師の面接を行う立場として、
過酷な現場で戦う看護師が少しでも環境の良いところで働けるようにと、
転職で失敗しないためのポイントをまとめてみました。
看護師の求人はどこで入手するべきか
転職を考えている(もしくは転職した)看護師で、ハローワークを利用したと答えた割合が意外にも少なくありませんでした。
ハローワークは身近な病院を探せるので、
転職といったらハローワークと思っている人は看護師だけではないでしょう。
しかし、ハローワークは看護師専用の転職サービスと比べると、
紹介する側は看護の現場知識を熟知しているわけではないので、
求人票だけでは十分に魅力を伝えきれないのが現状だと思います。
たとえば、看護師求人EXは、全国36社のナース専門人材紹介会社が保有している求人の中から、検索・エントリーできる求人サイトです。
ほかにジョブデポ看護師といった看護師専用の求人サイトに登録すると、トラブルが少ないのでおすすめします。
この他にも看護師求人サイトはありますので、もっと時間をかけたい方はじっくり探してみるとよいでしょう。
求人の正しい見方
求人のチェックポイントは、
休日
勤務形態
その他
それぞれ見ていきます。
給料は、
基本給と各種手当の合計で成り立っています。
賞与は、基本給×◯ヶ月分なのでしっかり確認しておきましょう。
看護師は「給料△△万円。夜勤手当◯万円含む」みたいな記載は、基本給は△△万円から◯万円が引かれた金額です。
もし、求人票に基本給が記載されていなければ、面接の際に必ず確認しましょう。
また、賞与の記載がない場合、賞与が支給されないということです。
賞与は必ずもらえるものと思っている方がいますが、法律上は賞与なしでも違法ではないのです。
賞与の欄も確認しておきましょう。
休日の記載で、
完全週休二日制
と
週休二日制
があります。
完全週休二日制は、毎週必ず2日休みがあることです。
一方、週休二日制は、週に2回休みがある週が、1ヶ月に1回以上あるという意味です。
つまり、
週休二日制は、月5日以上の休みしか保証されていないので必ずチェックしましょう。
勤務形態で見てもらいたいのが、各勤務時間帯に重なっている時間があるかどうかです。
30分くらい重なっているばあい、その時間が申し送りの時間になります。
勤務時間帯が重なっていないばあい、もしかしたら勤務時間後に申し送りがあるかもしれません。
その申し送りの時間は残業がつかないこともあります。
これも必ず面接のときに確認しましょう。
働く病院によっては有給をなかなか消化できないところもあります。
どのくらいの有給消化率があるのかチェックしておくべきです。
まとめ
長くなってしまったので、今回は求人の見方だけにしました。
基本給とか休日の項目は、看護師だけでなく一般の仕事の方も同様です。
知らずに転職して「なんだこの会社は」とならないように覚えておくべきだといえます。
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