「それいいね」と本人には言うのに、裏では「ださいよね」などと裏表の顔がある。
他人のプライバシーに干渉してきては、あれこれ口出しをしてくる。
敵・味方をつくって、敵にたいしては感情的に攻撃してくる。
女性の職場は、男性の職場と違って独特な特徴があります。
そのため女性であっても女性の職場が好きではない人もいるくらいです。
女性の職場が独特なのには、女性の人間関係が大きく影響しています。
女性が多いということは、女性の性質が職場の雰囲気を決めるということでもあります。
ですので女性の性質が苦手な人にとっては、男性であれ女性であれ女性の職場を苦手に感じることが多いのです。
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そこで今回はめんどくさいと感じることが多い、女性職場の人間関係にみられる特徴と対処方法を紹介します。
女性の職場がめんどくさいと感じるのには、男性の職場と比べてしまうからめんどくさいと感じるのです。
女性と男性の職場を分けずに考えていたり、
女性を理解しないままでいると女性の職場をめんどくさいと感じたままです。
女性の職場で働くあなたが、より「らしく」輝けるように、
ぜひこの機会に女性の人間関係を知ってみるのをおすすめします。
女性職場の人間関係
女性職場の人間関係にはどのような特徴があるのでしょうか。
男性職場にはあまり見られない代表的な特徴をまとめてみました。
噂好き
女性職場の人間関係には噂好きの特徴がみられます。
とくに陰口や他人のネガティブな話にも敏感で、
真意とは関係なく話を広げる傾向があります。
女性職場で噂をするのには、
話を共有したい
ストレス解消
共感できる相手をさがす
などがあります。
男性は事実だけを伝える目的のコミュニケーションをしますが、
女性の職場では噂でも話すことを目的とするコミュニケーションをします。
マウンティング
マウンティングは男性の職場でもみられますが、
女性職場の人間関係のほうがより顕著といえます。
それは、女性のほうが同性を意識しているからでしょう。
女性職場でマウンティングが特徴なのには、
自分を脅かす存在が気になる
自分が特別だと思っている
承認欲求が強い
などが特徴的です。
女性は基本的に選ばれる存在です。
そのため、選ばれるのを邪魔する相手にたいしてマウントをとるなど、
相手の存在を弱くしようとするのです。
グループで群れる
女性職場の特徴として、グループで群れる傾向があります。
そのため集団行動が苦手な人にとっては、
まわりの顔色をうかがわなければいけないといった神経で疲れることが多くなります。
女性職場でグループで群れるのには、
異性よりも同性を意識している
孤立するのが怖い
感情を共有したい
などの特徴があげられます。
女性は問題を共有し解決策を探します。
つねに迅速な解決を求められる「報連相」というルールは、
女性職場ではやや順番が異なります。
自分は自分、他人は他人といった境界がない
男性は「自分は自分、他人は他人」といった境界が強いです。
しかし、女性のばあいその境界が曖昧な人が多くみられます。
よかれと思って「これを使ってみて」など勧めたり、
アドバイスするのはそのためです。
女性職場で自分は自分、他人は他人といった境界がないのには、
世話を焼きたい
自分の良いものを共有してほしい
自分はまわりと同じ意見だと思っている
などがあげられます。
相手のためを思って良いものを勧めたりアドバイスするので、
邪険にできないのが女性のアドバイスの特徴ともいえるでしょう。
間接的で曖昧な話し方
女性の話し方で特徴的なのは感情で伝えてしまうことです。
仕事の意見に感情が入ってくるので、
良い回しが婉曲になってしまいます。
女性職場の間接的で曖昧な話し方には、
相手を気遣ってしまう
共感を求める意見になる
自信のなさが出てしまう
などの傾向があります。
男性のような端的だったり、結論からはじまる会話に慣れていると、
女性職場の人間関係が難しく感じてしまうでしょう。
敵・味方を区別する
女性はグループで群れることが多いため、敵・味方を自然と区別することに慣れています。
そのため、女性職場の人間関係には敵・味方の区別が重要になってきます。
味方にたいしては共感をし、敵となったら感情的に攻撃をします。
女性職場で敵・味方を区別するのには、
不安で仕方がない
自分を好きな人が好き
自分と誰かを比較している
などの傾向があるからです。
女性はどんなに自信があるように見せていても内心不安があります。
そのため、「この人は自分を脅かす存在なのか」を判断します。
そして傷つけない相手とわかると、味方として迎え入れる準備をするのです。
同調圧力が強い
女性職場で顕著なのが、同調圧力を強く意識していることです。
職場の同調圧力は、まわりと自分の意見がちがっても多数意見に合わせる空気があります。
「空気が読めない」とレッテルを貼られないように、上司やお局の顔色をうかがってから意見を言うのです。
女性職場で同調圧力が強いのには、
常識を振りかざす
みんなのためを振りかざす
仕事であることを振りかざす
などが特徴的です。
同調圧力が強い職場では自分の意見を押し殺し、いかにまわりに合わせることができるかが問われてしまうのです。
女性の人間関係の対処法
それでは女性職場の人間関係はどうすればよいのでしょうか。
相手に反論したり攻撃する必要はありません。
女性特有の特徴を活かせば、簡単に対処することができます。
報連相をやめるといわれて驚いた人もいるのではないでしょうか。
しかし女性職場では、報連相がかえって問題をつくってしまうことにもなるのです。
会社では「報連相を大切にしろ」など言われますが、
これは事実や迅速さを重要視する男性職場の発想です。
こと女性職場に関してはグループや同調圧力が強い特徴から、
報告だけを重要視してしまうと「相談がなかった」となりかねません。
もちろん緊急時には報告を第一にしたいのですが、
通常の業務では相談を第一にすると女性職場では円滑にいくことの方が多くなります。
ですので男性には報連相で伝え、女性には相連報で伝えるなど切り替えると、
職場の風通しはきっとよくなるでしょう。
人間関係で悩む人は対立で考えてしまう特徴があります。
対立で考えるとは、敵・味方、仕事ができる人・仕事ができない人などです。
対立で考えるメリットは問題を単純化できる、判断が早くなるなどの特徴があります。
しかしこの二者しかないと考えてしまうと、あなた自身の身動きを取れないようになってしまいます。
完全にまわりと味方でいるのは大変です。
完全に同調圧力に振り回されるのは大変です。
対立から離れることで、あなたの中にその中間となるグレーな部分が生まれます。
そのグレーな部分でいることがあなたの人間関係の幅を広げるのです。
たまにはひとりになってみる。
たまにはまわりの目を気にしないでいる。
そうすることで、あなたは余裕が生まれるでしょう。
たまにくらいでは嫌われたりしないので、安心してやってみてください。
女性が強く意識する相手というのは同性にたいしてがほとんどです。
そして女性を全面に出している女性ほど目を付けるのです。
女性が嫌うランキングで、必ず「ぶりっ子」がランクインするのはその証拠でしょう。
それほど、女性は女性を意識しているのです。
そこでおすすめしたいのが、ちょっとの男性さを取り入れてみることです。
パンツスタイルやショートヘアなどの外見の変化でもいいですし、
思いついたらすぐ行動してみたり、サバサバする、自分に厳しくするなど内面の変化でもかまいません。
男性っぽい女性ほど同じ女性に好かれます。
もし、あなたのまわりに男性っぽい女性がいるのであれば、その人をマネしてみるのもよいでしょう。
男性から見た男性っぽい女性はどう思うのかが気になりますよね。
けっして嫌われれることはありませんから気にしないで大丈夫です。
自分だけに甘えてくれる女性には男性は弱いものです。
男性は女性のギャップに弱いので、男性・女性ともに対策になるでしょう。
まとめ
女性職場はめんどくさいと思うのは男性職場と異なるからです。
異なるだけでけっして理解できないわけではありません。
まずは女性の人間関係を知り、できることから対処していけば、
きっと働きやすい職場をつくれるはずです。
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