仕事が簡単に片付く方法があれば誰でも知りたいですよね?
それくらい社会人にとって仕事量はとても深刻な問題です。
仕事が多くてこなせないと、
「辞めたい」
と頭に浮かんでしまうことでしょう。
ですが、その原因が会社にないものだとすると、転職しても仕事をこなすことが難しいところがあります。
仕事量が多いことにはいくつか原因があります。
もしあなたが今、仕事量が多くて退職を考えているなら、仕事量が多い原因を知ってからでも遅くありません。
会社の原因による仕事量の多さでも、改善することができます。
「この会社はブラックだ」
とすぐに決めつけず、今すぐできることからはじめてみることが大事です。
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そこで今回は、仕事量が多いと悩んで、辞めたいとまで考えているあなたにその原因と対処法を3つ紹介します。
このまま何もしないでいると会社に利用されるだけでなく、体を壊しかねません。
転職したとしても、仕事をこなす能力がないと再び仕事量が多いことに悩むことでしょう。
「そういう時期だから」
と自分を納得しようにも、納得しきれないでいるでしょう。
この機会に仕事が多くなってしまうことに向き合うことをおすすめします。
目次
仕事量が多いと感じる原因
仕事量が多いと感じる原因には、
本人によるものと会社によるものがあります。
本人によるものだと考え方次第では改善は可能ですが、
会社によるものだと個人の力では改善することは難しいところがあります。
まずは、あなたの仕事量の多さの原因を見てみましょう。
【本人によるもの】
期待されている
純粋に上司からあなたに期待されていることが原因です。
たとえば、
責任感がある
仕事に対して熱意がある
コミュニケーション能力が高い
自ら行動している
など、あなたに思いあたるところがあるばあいは期待されているといってもよいでしょう。
ただし、どんな仕事を任されているかも重要です。
会社の利益につながらないものだと、ただの雑用だけの仕事を押し付けられていることがありえます。
仕事の処理能力が高い
あなたが他の社員よりも優秀であるばあい、その分任せられる仕事量が多くなってしまうことが原因になります。
たとえば、
メンタルが安定している
同じミスを繰り返さない
仕事をこなすのが同僚よりも早い
期待にちゃんと結果を出している
などがあげられます。
ただし、まわってきた仕事がどんな仕事かも重要です。
あなたの処理能力が高いからといって、適当な仕事ばかりまわってくるようなら会社の評価につながりにくいでしょう。
断れない性格
あなたが断れない性格であるばあい、仕事量が増えることになります。
たとえば、
押しに弱い
頼られる=必要とされていると思っている
職場でいじめられている
自分を犠牲にしてしまう
などの性格のばあい、同僚や上司はあなたに仕事を押し付けてくることでしょう。
仕事を任せられない
同僚に仕事を任せられない人のばあいも、仕事量が増えていくことになります。
たとえば、
他人に頼むことが苦手
パワハラになるのを恐れている
相手に気を遣いすぎてしまう
無能だと思われたくない
などのばあい、自然と自分で仕事をする羽目になります。
仕事量が多いことと、他人に仕事を任せられない自分に悩む傾向があります。
【会社によるもの】
人手不足
人手不足により、仕事量の多さが増えるのが原因です。
人手不足になりやすい職種
会社の離職率が高い
などがあげられます。
人手不足になりやすい業界だと、
情報サービス業
建築や製造業
サービス業
介護・医療
などです。
人手不足になりやすい職種だと、
IT職
エンジニア
経理・会計
などです。
その他、会社の待遇や雰囲気がよくないと離職率が高くなります。
入社してもすぐ辞めてしまう会社では、残った人の仕事量は増える一方です。
会社が社員の能力を把握していない
会社や上司のマネジメントが悪いと、社員に合った仕事がまわってきません。
通常上司が判断するのですが、その上司が、
長期的な経営方針が見えない
感情的である
といったばあい、社員の適性が判断できません。
仕事量が多いだけでなく、適性に合っていない仕事であることも悩みになります。
繁忙期に仕事が集中する
繁忙期に仕事が多くなるのはよくあることです。
業界によって繁忙期が異なるので一概には言えないところがありますが、
1〜3ヶ月間が繁忙期になるでしょう。
この間の、
他部署からの協力
アウトソーシング
などを会社は進めるべきですが、やれていなかったり、思うような効果がないばあいもあります。
そのばあいには、仕事が多い原因になってしまうことでしょう。
また、繁忙期がわかるものならいいのですが、
コロナ禍のように先が見えない繁忙期もあります。
先が見えない繁忙期だと、仕事が多い上にモチベーションが上がらないといった悩みも出てきます。
会社の業態やビジネスモデルに問題がある
会社の業態やビジネスモデルに問題があるばあい、慢性的に仕事量が多い原因になります。
人材派遣
アミューズメント
介護・医療
などはビジネスモデル的に忙しく、仕事量が多いといえます。
業態やビジネスモデルは会社経営陣でしか決定できないので、個人が解消できる可能性は低いです。
仕事量が多い人が試したい対処法
それでは、仕事量が多い人はどのようなことをすればいいのでしょうか。
経営者と呼ばれる人たちを見ていると、何かを変えたいと思ったときに3つの基準で判断することが多いです。
それは、
すぐに受け渡すか
発言するか
逃げるか
の基準だけです。
すぐに受け渡す
仕事ができる人は自分でできることは自分でやり、
やらないことはすぐに他人に受け渡してしまいます。
すべてを丸投げしていては、仕事ができない人として評価をされてしまいますが、
できる人というのは自分がやるべきことをしっかりわかっている人です。
あなたが営業職でも、いくら計算が得意だからといって経理の手伝いをするのは間違っています。
あなたが看護師でも、いくら掃除が得意だからといって掃除の手伝いをするのは間違っています。
あなたがエンジニアでも、いくら電話対応が得意だからといって電話対応の手伝いをするのは間違っています。
会社はあなたのやるべきことに給料を支払っています。
できることすべてをやらせようとするのは、会社や上司の見当違いです。
発言する
それでも解決できないのであれば発言しましょう。
〜したい
〜してほしい
〜を改善してほしい
発言することはタダです。
そして、発言するということが1番コスパがいい改善策なのをできる人は知っています。
何も言わなければ認めるのと同じです。
仕事をしないなど抵抗すると仕事ができない人という評価がされます。
暴力に訴えると損をするのは自分です。
発言することは、仕事に対して積極的であると評価されやすいのに加え、
改善できるという2つの効果があるのです。
逃げる
発言しても改善されない、
発言できる機会がない、
ばあいはとっとと逃げましょう。
仕事ができる人は見極めるのも早いです。
「このままいれば時間が解決してくれるだろう」
「誰かが何とかしてくれるだろう」
「行動するよりも今のままの方がいいだろう」
など当てにするのはやめましょう。
逃げるチャンスなのに逃げないのは、この先ずっと後悔していくことになります。
まとめ
仕事量の問題はあなただけにあるわけではありません。
解決できることなら解決に向けて行動する必要があります。
本当に大切なのは、あなたがあなたらしい毎日を送ることです。
そのための手段が仕事なので、仕事に追われていたらあなたらしい毎日を送れません。
今の仕事量があなたらしさを保っているかどうか、まずは見つめてください。
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