人間関係の難しさに、人との距離感があります。
初対面なのに距離感が近い人もいれば、
何年経っても距離感を保っている人もいます。
人間関係に正解はないのですが、
それでも人との距離感がわからないと悩む人にとっては何とかしたいと思うものです。
あなたは誰かに愛されたい・認められたいと思っているけど、
距離感がわからないためにしつこくしてしまったり素っ気ない態度をとってしまって後悔していませんか?
今回は、人との距離感のわからない人がそのままでも十分幸せになれることを紹介します。
距離感がわからないことをずっと悪いことだと思っていると、
あなたは人生を楽しくないものだと感じてしまいます。
楽しさを感じられず、このまま必要とされない生き方だとどんどん自分を責めてしまうことになるでしょう。
しかし、「無理に距離感を取らなくていい」と思えるようになると生きるのが楽になります。
少しの気づきをあなたの日常に取り入れてみることをおすすめします。
目次
人との距離感がわからないとき
人との距離感がわからない人は、どのようなことを思うのでしょう。
誰も寄ってこない。愛されたい
距離感がわからないとどのように相手と接したらいいか悩むものです。
どんどん近づいていけばいいのか、素っ気ない態度でいればいいのかがわからないので、
相手が近寄り難くなってしまうのです。
その結果、自然とまわりに誰もいなくなってしまいます。
図々しい人が苦手。自分にはできない
初対面でも図々しい人がいるばあい、どう接していいのか悩みます。
自分のキャラに似合わず同じように図々しくすればいいのか、
それとも自然体で距離をおくのがいいのかわかりません。
仲がいいと思っていても、相手はそう思っていなかった
自分では仲がいいと思っていたのに、
飲み会などの誘いがなかったり、招待がなかったりすることがあります。
自分ではいい関係をつくっていたつもりでも、相手からそうは思われていないと、
距離感が間違っていたのかと悩んでしまうでしょう。
一緒にいても落ち着かない
プライベートの関係で親しい間柄であっても、何か落ち着かないときがあります。
相手に気を遣いすぎていて、
「言っちゃダメかな」
「してもいいのかな」
と考えすぎてしまいます。
結局、親しい間柄でも落ち着かなくなってしまいます。
義父母といった関係がわからない
夫(妻)の父母などの家族の関係が、自分の家族と同じでいいのかそれとも他人として距離を保つのかなど悩むところです。
他には、友達の友達、
家族の友人・恋人などの関係になると距離感が複雑に感じて悩んでしまいます。
距離感がわからない人の驚くべき恩恵
ここまで読んだ方は、距離感がわからないことはとても不便だと感じることでしょう。
しかし、人との距離感がわからないことで、実はメリットがあることをほとんどの方は知りません。
信用されやすい
距離感がわからない人ほど、人間関係の距離にとても敏感です。
私のような距離感に鈍感な人間からすると、
距離感がわからない人は天才的ともいえるほど察知するのが得意です。
察知することが得意であることと同時に、距離を保つことも得意です。
そのため相手側からすればとても謙虚に映ります。
謙虚であることは、信用を得るためにとても重要です。
信用されやすいということは、社会人にとってケタ違いに有利に働きます。
もちろんプライベートでも信用されることはとても好かれやすいです。
一方で、謙虚すぎて他人が寄ってこないデメリットもあります。
ですが、それは嫌いだから近寄ってこないのではなく、謙虚すぎて他人が寄ってこないことなので誇りに思っていいでしょう。
お金に好かれる
人との距離がわからない人ほどお金に好かれると知ったら驚くかもしれません。
ですが、これはもとから人との距離がわからないためにお金持ちになったり、
お金持ちになるためにあえて実践する人が多いのも事実です。
たとえば、
距離感がやたら近い知人がいるとしましょう。
その人はあなたの家族のような存在にまで親密な関係になっています。
その人がある日、
「今度、会社をつくろうと思うんだけど200万円ほど出資してほしい」
と持ちかけてきたらあなたはどうしますか?
ありえない話だと思うかもしれません。
ですが、こういったケースは内容が違うだけでけっこうあるものです。
- いい投資話がある
- ちょっと今月お金が足りないから貸してほしい
- 連帯保証人になってほしい
これらは普通にありえる話です。
戻ってくるかどうかはここでは問いません。
気持ちよくお金を渡すことができるかどうかなのです。
もう一度聞きます。
あなたは、一度距離が近くなってしまったその人の話を断れますか?
お金持ちほどこういった話を持ちかけられるのを警戒するのです。
そして自分のお金を守るために、お金持ちは人との距離にとても敏感でいるのです。
そして、距離感が近くてもいい人間かどうかをできるだけ的確に判断します。
人との距離感に失敗して、たくさんのお金を失った人は後を絶ちません。
もし、あなたが人との距離感がわからないと悩んでいるのであれば、
お金に好かれる性格を持っているといえます。
本当に大事な人たちがわかる
もし、人との距離感がわからないとしても距離感を近く感じる人はいることでしょう。
たとえば家族がそうだと思います。
気の許せる友人、恋人など1人でいればそれはあなたにとっての宝です。
新しい人との人間関係ばかりに目がいっていますが、
すでに構築してある人間関係は必ずあるはずです。
ないものばかりに目を向けず、あるものを大切することも人間関係においては大切なことです。
あなたはその人たちのことにきちんと耳を傾けていますか?
これからはそのための時間に費やしましょう。
何をしていて、
何に困っているのか。
多くのことを知ることで、あなたやその相手のお金のトラブルに発展するリスクも少なくなります。
まとめ
いかがでしたか。
あなたが悩みだと思っていることは、誰かにとっては喉から手が出るほどの才能でもあります。
欠点だと思えば欠点になりますが、美点だと思えば美点にも変えることができるのです。
まずはあなたのあるものに目を向けて、あなたらしく輝ける方法で未来を拓く努力をしていくことが大切ではないでしょうか。
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