欲しいものを見つけた後は、そのことばかり考えていませんか?
お金には限りがあるのにもかかわらず、欲しいものとなるとたくさん出てくるものです。
ですが、欲しいものを欲しいだけ買ってしまうと、後悔するのは自分です。
「安いから買ってもいいだろう」
と思って買ってみると、本当に欲しいものではなかったりします。
安いものであっても我慢ができなければ、後悔するのは自分なのです。
そこで今回は、欲しいものが我慢できない人の特徴とそれを断ち切る方法を紹介します。
今、欲しいものを我慢できないままでいると、お金に困る将来になってしまうでしょう。
1日の食費数百円という切り詰めた生活でもいいのですか?
まわりは一緒に美味しいものを食べに行けるのに、あなただけ断らなければいけないなんて嫌ですよね?
そうならないためにも、欲しいものがなぜ我慢できないのかを知り、その対策を今すぐはじめることが必要です。
目次
欲しいものを我慢できない人の特徴
それでは、欲しいものを我慢できない人はどのような特徴があるのでしょうか。
衝動買いをする
衝動買いをしてしまう人は、企業やお店の戦略にうまく買わされてしまっています。
セールが好き
在庫を持ちたくない企業やお店は、セールをすることで在庫を減らします。
セールが好きな人はお得感で釣られてしまうので、
本当に必要なものかどうかわからないで買ってしまいます。
新商品に弱い
新しいもの好きな人は、新商品という言葉に弱いです。
新商品が出るたびに買ってしまっていては、自分の判断で選ぶというという買い物ができないです。
カードで決済する
お金を払うという行為は、自分の財産が減ることなので心理的に痛みがあります。
ですがクレジットカードを使う人は、お金を払っているという痛みを感じることが少ないです。
そのため、クレジットカード決済をする人は買い物に対して抵抗がありません。
見栄を張る
見栄を張る性格の人は、商品で優位に立ちたいと思うところがあります。
自慢をする
自慢をする人は、買い物によってその話題をつくります。
高価なものほど自慢できるので、買い物が高価になってしまうこともあります。
ほかに誇張する性格の人も、その誇張を維持するために買い物をしてしまいます。
マウンティングする
マウンティングとは相手よりも優位に立とうとすることです。
マウンティングをする人は、買い物によってもマウンティングをします。
買い物の回数から、その商品、値段までをマウンティングの材料とするので、欲しいものが増えてしまうでしょう。
自己アピールしたい
SNSなどで自己アピールをする人にとっては、買い物は必要だと考えています。
高価なものを買った自分をアピールするなどして、まわりに自己アピールしていくのです。
計画性がない
計画性がない性格だと、つい欲しいものが我慢できずに買ってしまい、お金に困ってしまいます。
目標がない
目標がない人は、目先の利益に飛びついてしまうところがあります。
目標の商品がある人は、その商品を買えるまで貯金したり節約したりするものですが、
目標がないと、そのときの利益で物を買ってしまいます。
優先順位がない
優先順位がないばあいも、今必要なものなのかわからなくて買ってしまうことがあります。
将来必要なものを今すぐ買ってしまい、いざ使うとなったときに別の物がまた欲しくなるということがあります。
部屋が汚れている
部屋が汚れている人は計画性がないといえるでしょう。
自分の部屋のものを把握できていないと、また同じものを買ってしまう、
または、無いと思って買ってみたら家にあった、なんてことがあります。
自信がない
自分に自信がないばあい、本当にほしいものがわからず、ついつい買ってしまうことがあります。
自己肯定感が低い
自己肯定感が低いと、買うことで自分に安心感を得ようとします。
そのときは安心感を得られるのですが、
時間が経つとふたたび自信のなさから買い物をしてしまいます。
他人と比較する
他人と比較する人は買い物を我慢できません。
「まわりが持っているから自分も買わなきゃ」
と比較して買い物をしてしまいます。
まわりの目を気にする
まわりの目を気にする人も我慢ができません。
「こんなの私らしくない」
とまわりの目を気にするあまり、欲しいものの我慢ができなくなってしまいます。
ストレスが溜まっている
ストレスが溜まっていると、その発散で我慢がきかず買ってしまうことが多くなります。
毎日楽しくない
毎日が楽しいと思っていないと、買い物に対して我慢がありません。
気分転換で欲しいものを買ってしまいがちです。
特に目標などがあるわけではないので、そのばの雰囲気で我慢せず買ってしまいます。
イライラしている
イライラしている状態では、買い物がセーブできません。
イライラを解消するために我慢せず買い物をします。
買い物で解消できたという喜びを経験してしまうと、
またイライラしたら買い物をしてしまうといった循環になってしまいます。
仕事が好きではない
意外かもしれませんが、好きな仕事をしていないと買い物が我慢できません。
「月に1回頑張った自分へのご褒美」として贅沢をする人はいませんか?
それは好きでもない仕事をしているからです。
心から好きな仕事をしている人は、自分へのご褒美という発想はありません。
SNSをよく見る
SNSをよく見る人は、SNSの情報に左右されがちです。
まわりの人の行動が気になる
まわりの人の行動が気になる人は、SNSで流行を取り入れます。
「こんな商品が出たんだ」
「すごい商品を見つけた」
など理由をつけて欲しいものを買ってしまいます。
自分で判断することができない
自分で判断や決断ができない人は、SNSのレビューなどを参考に買い物を決めます。
「あの人が持っているから安心」
「みんな持っている」
などの判断で買い物します。
向上心が強い
向上心が強い人はまわりの行動を知るためにSNSをよく見る傾向があります。
「こういう人になりたい」
「こういった生活をしたい」
といった憧れから、欲しいものを我慢できずに買ってしまうことがあります。
まわりに欲しいものをたくさん買っている人がいる
SNSを利用しなくても、実際まわりの環境で買い物に影響が出てきます。
繊細で相手に気を遣う
繊細で相手に気を遣う人も買い物を我慢できません。
友達と一緒に行動して、友達が買っているのを見て、
「自分も買わなきゃ」
となることが多いです。
また、店員さんに勧められたのを断るのが悪いと思うと、つい買ってしまいがちです。
他人に流されやすい
他人に流されやすい人も、買い物が我慢できない傾向があります。
友達や店員さんが、
「これ似合ってるよ」
といった物は、良い物なんだと信じて買ってしまいます。
深くを考えない
物の価値を深く考えないと我慢せずに買ってしまうことでしょう。
職場や学校でよく見るという理由だけで購入してしまいがちです。
その値段に相応しいものかを考えないので、まわりが持っている=買うべき物となってしまっています。
誘惑を断ち切る方法
それでは、どのようにして買い物を断ち切れるのでしょうか。
そのための方法を3つ紹介します。
まずは、CMや広告を見ないことです。
本来であれば、テレビやSNSを見ないのがベストなのですが、
現代で情報をインプットしようと思うとまったく見ないわけにはいきません。
そこで、なるべくCMや広告だとわかるものを見ないようにしましょう。
たとえば、テレビ。
リアルタイムで見るとCMを見てしまいます。
それを一旦録画するかたちにして、その録画をCMスキップして再生します。
そうすることでCMを見なくてすむでしょう。
また、時間の節約にもなります。
今までCMまで見ていた時間を、あなたの大切な時間に変えることができるので、
趣味や仕事、プライベートに費やすことができます。
「たかがCMくらい」
と思うかもしれません。
ですが、そのCMはあなたの頭を支配しつづけます。
映像、キャラクター、テンポ、音楽。
これらもすべてあなたを支配しつづけます。
ドン・キホーテのお店で流れている音楽をあなたは思い出せますよね?
人は環境に弱いものです。
成功したいなら環境を変えろと言われるほどです。
あなたが誰かと買い物に行って、つい買い過ぎてしまうと思うのであれば一緒に行く人を変えるというのが有効です。
欲しいと思って買っているものでも、誰かの手前買ってしまっているものも実は多いのです。
一緒に買い物に行く人を変えるだけで、
行く場所、買う物、買う回数すべて変化します。
まずは1回からでもはじめてみることをおすすめします。
あなたが欲しいと思っているものは、今あなたに無いものですよね?
無いから欲しいのですよね?
でも、あなたはそれがなくても生活できてこれたのです。
それなのに買う必要がありますか?
これをつねに自問してください。
人はないものを探すとキリがありません。
ですが、有るものに目を向けるとあなたを満たしてくれるものは既にあなたのまわりにあるのです。
あなたが持っているものは、
組み合わせを変えることで何十通りの使い方もできます。
今あるものに感謝して、無くても生活できてたことに自信を持ちましょう。
あなたの素敵な価値はすでにあなたは持っているのです。
まとめ
情報がありすぎて、欲しいものはどんどん溢れてきます。
欲しいものを買わないと思うとストレスになりますが、
情報を制限する、
環境を変える、
すでにあるもので生活できている、
と考えることで欲しいものは出てこなくなります。
ときに自分の外に目を向けるのではなく、自分に目を向けてあげることも大事なのかもしれません。
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