【あなたを悩ませる】高圧的な人の特徴と言い返すためのちょっとしたヒント

ためになる

ちょっと意見を言っただけで言葉遣いが強くなる友達。
忙しいときや不機嫌な日はイライラをぶつけてくる上司。
急に大きな声を出したり、強い口調で言われると萎縮してしまう。
プライベートや職場に必ず1人はいるのが高圧的な人です。

ハラスメントの問題で職場では少なくなりましたが、
それでも高圧的と感じてしまう人は少なくありません。
男性だけでなく、女性の職場では女性上司が高圧的と思われることもあります。

そこで今回は、あなたを悩ませる高圧的な人の特徴と言い返すためのちょっとしたヒントを紹介します。
高圧的な人をなんとかしたいと思ったときの第一歩は、
まず高圧的な人がどのような特徴をもっているのかを知ることです。
特徴を知ることで、どのようにコミュニケーションをとっていけばいいのかがわかるようになります。

あなたが高圧的な人から悩まされていて、
関わった後に疲れてしまうのであれば、言い返してみてはどうでしょうか。

「言い返したら何をされるかわからない」
なんて心配はいりません。
今回、紹介する言い返すヒントは反論するヒントではありません。
あなたと高圧的な人との人間関係をよいものにするためのヒントです。
あなたがこれからも萎縮したままにならないように、
ぜひ取り入れてみることをおすすめします。




あなたを悩ませる高圧的な人の特徴

怒りをあらわにする高圧的な女性

高圧的な人にはどのような特徴があるのでしょうか。
代表的な高圧的な人の特徴をまとめましたので、
ぜひ参考にしてみてください。

権力に弱い

まず、選ばれるということですが、
男性のばあい社会的に認められるかという意味での選ばれるです。
会社は社会の縮図でもあるので、会社で選ばれるかどうかを男性は気にします。
そのため、上司に弱いのは男性の特徴の1つでもあります。

しかし上司に弱いうえに部下に偉そうにする人は、他人も自分と同じように権力に弱いと考えています。
だから、その権力を手に入れた自分は威張っていいと結論付けて、
高圧的な態度にでるのです。

嫉妬

女性のばあいの選ばれるは、人に選ばれることが多いです。
同じコミュニティの中の人であったり、身のまわりの人です。

そのため選ばれるチャンスが奪われると感じた女性は、そのチャンスを奪う相手に高圧的態度をとってしまうでしょう。
自分より見た目がいい
自分より若い
自分より才能がある
などは、選ばれるチャンスを奪う恐れがあります。

男性のばあいは社会的な立場を奪うおそれがある人です。
自分より能力がある
自分のときより評価が高い
自分より会社から可愛がられている
などがあるでしょう。

間違いを認めない

高圧的な人に、間違いを認めないという特徴があります。
間違いを認めない人は自分が正しいことを主張するため、
一緒にいると疲れてしまいます。

高圧的な人が間違いを認めないのには、
自分の指示する意見だけの情報を選ぶ
他人の話を聞かない
自分の意見を変えない
などがあげられます。

間違いを認めないのは自分を守るためであり、
異なる意見に対して高圧的な攻撃に出るのは珍しくありません。

すごいと思われたい

まわりからすごいと思われたいという欲が強いのも高圧的な人の特徴です。
すごい人ほど高圧的な態度をしなくても、すごいとまわりが認めてくれます。
しかし思うように認められない人のばあい、
相手に認めさせるために高圧的になってしまいます。

高圧的な人がすごいと思われたいのには、
自分のことが好き
劣等感・コンプレックスが強い
理想と現実との違い
などがあげられます。

SNSなどのマウンティングもすごいと思われたい人の心理です。
すごいと思われたい気持ちは仕事での頑張りにつながりますが、
強い欲求はまわりをも疲れさせてしまうでしょう。

負けず嫌い

負けず嫌いな性格は高圧的な傾向があります。
「こいつよりは負けたくない」という気持ちが強ければ強いほど、
その相手に対して感情的になってしまいます。

高圧的な人が負けず嫌いなのには、
高い目標を持っている
競争心や向上心が他人よりも強い
人知れず努力をしている
などがあるでしょう。

負けず嫌いな人ほど努力で報われると考えているので、
根性論のような会話になることが多いのも特徴です。

言い返すためのヒント

人間関係のアドバイスをする産業カウンセラー

高圧的な人にはどのように対応すればよいのでしょうか。
あなた自身を守るために、時には言い返すことも重要です。

言い返すといっても攻撃的になる必要はありません。
高圧的な態度を回避できれば良いのです。
簡単にできる言い返し方を紹介しますので、
今悩んでいるのであれば取り入れてみてください。

さらに上の権力を利用する

高圧的な人の特徴でも紹介したように、高圧的な人は権力に弱い人が多いです。
権力にはさらに上の権力を利用することで、
簡単に言い返すことができるのです。

たとえば、
高圧的な人が上司ならその上の上司の言葉を借りる
医者・弁護士など専門家などの言葉を引用する
一般的な意見と違うことを指摘する
などが効果的です。

「社長は違う意見だったようですが」
「一般的な常識とはかけ離れていますように思います」
などは一例ですが利用しやすいです。

注意点として、上の権力を利用するのは効果はバツグンなのですが、
利用する権力と違った解釈をしてしまうとトラブルになってしまいます。
そのため情報源はしっかりと確認してから利用するようにしてください。

オウム返しをして高圧的な言葉に気づかせる

オウム返しって知っていますか?
相手の言葉の単語や文章をそのまま返すことです。
「昨日、映画を観に行ったんだよ」
「映画を観にいったんですね」
などのやり取りは、一度は耳にしたことがあるでしょう。

オウム返しの効果はそのまま言葉を返すだけなので、会話をつなげるためにとても有効です。
また、自分と同じ言葉を使っていると感じて親近感も得ることができます。
恋愛テクニックなどで利用している男性も少なくありません。

そのオウム返しですが、使いようによっては高圧的な人にも使うことができます。
高圧的な人はその言葉を、「こう言えば支配できる」と知って使っている人がほとんどです。
そのため、本人自ら気づかせることで攻撃は弱ませることができるでしょう。

具体的には、
「クビにするぞ」→「『クビにするぞ』とおっしゃるのですか」
「役立たず」→「『役に立っていない』と思われているのですね」
「こんな仕事ができない奴は見たことがない」→「『こんな仕事ができない奴は見たことがない』ですか」
などです。

目的は、発せられた言葉がハラスメントに触れているかの確認のためのオウム返しです。
攻撃的な言葉だけを繰り返せばいいのです。

相手のペースを乱す

高圧的な人に萎縮してしまうのには、相手の言葉だけでなく相手のペースで会話をしていることも関係しています。
相手のペースを乱すことで、簡単に高圧的な雰囲気を崩すことができるのです。

人は自分で気がついていない無意識に触れられると、その気がついていない無意識に注意がいきます。
たとえば、
会話に「えー」「あー」と頻繁に言っている人に止めるように注意すると、
そのことに気を取られ話がスピーディーにならなくなってしまいます。
これは、注意が無意識の「えー」「あー」に気を取られペースが乱されることが原因です。

これと同じで、高圧的な人のペースを乱すようにするのが目的です。
「えー」「あー」を使う人ならそれを指摘すればよいのですが、
そうでない人もいます。

その他だと、
そんなに声を昂らなくても聞こえています
怒るとき小鼻がピクピクしていますよ
あなたと同じザラザラした肌触りの椅子に座ってもいいですか?
など、会話の内容ではなく無意識に感じられるところに気を向けることも十分効果的です。

「そんなの一瞬しか効果ないんじゃない?」と思われるかもしれませんが、
そんなことありません。
核心をつけばつくほど次回からも相手はその無意識に気を取られ、
今までのペースではなくなります。

あまり会話とかけ離れた指摘になると「話を聞け!」となりかねませんので、
近いところからペースを乱すのが簡単にできるでしょう。

まとめ

高圧的な人とは、仕事の関係でもプライベートでも疲れてしまいます。
だからといって人間関係にヒビは入れたくないものです。
ヒビを入れずにあなたを守る、そんな方法はいくらでもあります。
まずは小さな言い返しで、大きな変化をこころみてはどうでしょうか。



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