職場によってはさまざまな働き方があります。
どうしても2人で仕事をしなくてはならない状況の人はいるでしょう。
もし、2人で働く相手があなたの嫌いな人ならどうでしょうか?
従業員の交代などで5分くらいの時間ならなんとかなりそうですが、
長時間の勤務となると時間だけでなく、その空間までもつらいものになってしまいます。
しかし仕事である以上、嫌いだからといって休むことは簡単ではありません。
休めたとしても次からも同じように休むわけにはいかないでしょう。
【共感は悪影響!?】仕事ができない人と関わりたくないときの正しい対処法
【職場のめんどくさい!】いじめをしてくるおばさんの特徴と簡単な対処法
そこで今回は、嫌いな人と2人で仕事をするときの心の向き合い方を紹介します。
どうせ仕事をするのであれば、ストレスなく働きたいものです。
そのための方法をいくつかまとめてありますので参考にしてみてください。
また、反対にしてはいけないことも紹介します。
あなた自身のためであっても、相手に不快な気分をさせてしまうことはいくつかあります。
相手を不快にさせてしまうと、今後にも影響してしまうでしょう。
あなたはストレスを抱えることなく、相手にも不快にさせない方法を知ることは、
あなたの人間関係力を高めてくれることでしょう。
簡単なものばかりなので、ぜひためしてみることをおすすめします。
目次
嫌いな人と2人で仕事をするときに楽になる対処法
嫌いな人と2人で仕事をするときにどのようなことをしたらよいのでしょうか。
代表的な5つをまとめてみました。
心理学的にも効果的ですので、参考にしてみてください。
仕事に集中する
嫌いな人との仕事こそ、ふだん以上に仕事に集中しましょう。
仕事に集中することで、嫌いな相手のことを考える時間が少なくてすみます。
嫌いな人との仕事で集中するためには、
シングルタスク
休憩をしっかりとる
雑念を誘う仕事まわりを片付ける
などが効果的です。
仕事に集中することでミスを減らし、結果的に嫌いな人との関わりが少なくてすむことになります。
意識したり緊張したりしない
嫌いな人と2人で仕事をするからと、意識すればするほど相手にも嫌な感情が伝わります。
そのために、過度な意識や緊張は逆効果になってしまいます。
嫌いな人に意識したり緊張しないようにするには、
腹式呼吸や深呼吸が効果的です。
簡単にできる腹式呼吸としては、
- 口からお腹が凹むまで息を吐く
- 鼻から吸ってお腹を膨らませる
- 余裕があれば数秒息を止める
を繰り返すことが簡単です。
「8秒吐いて、4秒吸う」など心の中で数えると、呼吸に意識がいき、副交感神経が優位になりリラックスできるでしょう。
小さな頼み事をする
小さな頼み事をすることは、嫌いな人への効果があります。
頼み事をされると、その人は
「好きだから頼み事に応えた」
と勘違いします。
それをうまく利用して、嫌いな人に好意をもってもらうのです。
嫌いな人に効果的な小さな頼み事には、
教えてもらうことを頼む
身だしなみを確認してもらう
トイレに行く間に仕事場を見ていてもらう
などは目上や上司であっても簡単にできるでしょう。
あまりにも大きな頼み事をすると拒否されてしまうので注意が必要ですが、
うまく使えると嫌いな人という意識は減っていきます。
相手の行動をマネする
相手の行動をマネするというのは、嫌いな人からの親密度を上げるのに効果があります。
人は自分と同じものを好きになる傾向があります。
それを利用して相手からの好感度を上げるという方法です。
嫌いな相手の行動をマネするものとして、
相手が飲み物を飲むタイミングで自分も飲む
相手の話すしぐさを自分が話すときに使う
呼吸のタイミング
などは簡単にできます。
あからさまにマネをしてしまうと逆に嫌われてしまいますので、
さりげなく相手の仕草や行動をマネするくらいが丁度いいでしょう。
物理的に近づく
心理学ではパーソナルスペースというものがあります。
パーソナルスペースとは、人との物理的な距離は関係性によって変わるというものです。
恋人関係では距離が近くなり、
初対面の相手には自然と一定の距離を保つのを見ればわかることでしょう。
嫌いな相手と物理的に近づくには、
頼み事をする
何か差し入れをする
報連相などを頻繁にする
などが簡単に利用できます。
注意点として、不自然に近づくと嫌悪感を抱かれるので、自然に近づくことに気をつけなくてはなりません。
嫌いな人と2人で仕事をするときにしてはいけないこと
嫌いな人と2人で仕事をするときに、してはいけないこともあります。
気持ちよく働く上で知っておくと参考になることでしょう。
怒っているのか考える
嫌いな人が怒っているかを考えるのは、悪い影響が出ることがあります。
あなたが嫌いな気持ちはわかりますが、なるべく考えないことをおすすめします。
怒っているのかを考えてはいけない理由として、
仕事に影響が出る
考えることで意識してしまう
「嫌い」が増して萎縮してしまう
などがあります。
気持ちよく働くために、割り切ることも大事です。
避ける
避けることも嫌いな人と働く上でしない方がいいでしょう。
嫌いだからと避けてしまうと、嫌いであることが伝わってしまいます。
嫌いな人を避けてはいけない理由として、
社会人としての品性に欠ける
嫌いが伝わり仕打ちを受ける可能性もある
立場が相手の方が上になってしまう
などの影響があるでしょう。
確かに避けたい気持ちはわかりますが、避けるだけでは嫌いな相手との関係は変わらないままです。
無視をする
嫌いな人と2人で仕事をするときに無視をするのはやめましょう。
嫌いだからと無視をしていては、あなたが自己中心的だと思われてしまいます。
そのほかにも嫌いな人に無視をしてはいけない理由として、
仕事に支障が出る
会社からのあなたの評価が悪くなってしまう
残りの時間がつらいままになる
などもあります。
その場だけでなくその後の影響も考えてこそ社会人といえるでしょう。
感情に流されず、いかにして嫌いな人と付き合っていくことが大事です。
まとめ
嫌いな人と2人で働くのはできればやりたくないものです。
しかし、考えようによってはその相手と距離を縮めるチャンスでもあります。
「嫌い、嫌い」と感情的になってしまうのは楽ですが、
ちょっとの努力で大きな成果が得られる方法はいくらでもあります。
「簡単なものからやってみよう」と気軽なきもちからでいいので、
ためしてみることをおすすめします。
コメント