「残ってる仕事やらなきゃ」
多くの人が口にしたり耳にする口癖に、
「やらなきゃ」
という言葉があります。
何気ない口癖でも誰かは聞いているものです。
そして、その口癖からその人の仕事に対しての姿勢を見られてしまいます。
ネガティブな口癖の人は、仕事ができないだろうと思ってしまいますよね?
実際、仕事ができる人とできない人との口癖は異なります。
仕事ができる人は口癖までも仕事ができる言葉を使っているのです。
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そこで今回は、仕事ができる人が使う口癖を紹介します。
仕事ができる人の口癖を知ることで、仕事ができる人はどのような思考をもっているのかを知ることができます。
口癖は自分に対しての暗示効果もあります。
「できない、できない」
ばかりの口癖の人はできない自分をつくってしまいます。
一方で、
ポジティブな口癖を自分に投げかけている人は、自己肯定感が高い人が多いはずです。
「口癖くらいで変わらない」
と思っていると、仕事ができる人と大きく離されてしまいます。
この機会に、仕事ができる人はどのような言葉を自分に投げかけているかを知り、
まわりに仕事ができる印象をつくってみるとおもしろいでしょう。
目次
その人の口癖でわかること
考え方・性格がわかる
口癖は、その人の考え方や性格、思考回路などが読み取れます。
ポジティブな口癖の人は前向きな思考を持ち、問題に対して解決策を見つけようとする傾向があります。
一方、ネガティブな口癖の人は問題に対して否定的であり、
問題そのものに焦点を置く傾向があります。
意志や行動力がわかる
口癖からは、意志や行動力も読み取ることができます。
行動力がある人は、具体的な行動を促す口癖が顕著です。
一方で、行動力がない人は、
「できない」という言葉を使い、自分をセーブする傾向にあります。
コミュニケーション能力の指標となる
その人が使う口癖で、その人のコミュニケーション能力までわかってしまう。
コミュニケーション能力が高い人は、表現力豊かな口癖を使い、周りの人たちと意見を交換しやすくなります。
一方、コミュニケーション能力が低い人は、口癖が少なく、コミュニケーションに苦手意識をもつことが読み取れるでしょう。
口癖からわかるその人の性格
口癖がもつ傾向がわかったところで、
まずは日常的な口癖を紹介します。
日常でつかう口癖から、その人の思考が読み取れるでしょう。
「ここだけの話」
この口癖の人は、自分が注目されたいと思っています。
自分だけが知っている情報をあなたに教えますよ、ということで視線を集めようとしているのです。
「確かに」
これを使う人は、早く会話を終わらせたいと思っています。
「確かに」
と使うと、納得の意味になります。
納得することでその話を終わらせることができるので、
早く切り上げたい人ほど使う傾向にあります。
「常識」
常識と言われると、
「みんなもそうなのか」
と思ってしまいます。
それを逆手に使ったのがこの「常識」という口癖です。
常識を使う人は、自分の意見を押し通したいと思っています。
「やらなきゃ」
日常でも仕事でも使う人が多いのではないでしょうか。
「やらなきゃ」
とつい使ってしまう人は、自発的ではないと感じていることです。
仕事をやらなきゃ
勉強をやらなきゃ
掃除しなきゃ
自分自身にこれらを使ってしまうと、
「自分は好きではないことをしなきゃいけない」
といった自己肯定感を下げる投げかけになってしまいます。
職場で使っていると、
仕事が多くて忙しいというアピールではなく、
好きでもない仕事をしているといった印象になってしまうので注意が必要です。
仕事ができる人の口癖とは
それではビジネスの場合、どのような口癖が仕事ができると思われるのかを紹介します。
仕事ができる人は、問題解決能力が高いです。
何かをスタートするときや問題・課題に直面したとき、
真っ先に解決策を出そうとします。
限られた資源で解決しようとするのは前向きな人です。
問題や課題がどこからきたかは二の次です。
まずは、解決に奔走するために「どうしたらできるか」が口癖になります。
「でも、」
「だって、」
という問題に対して限られた資源に責任を転嫁するのは、後ろ向きな発言になるのですぐにでもやめましょう。
「〇〇のせいで」というのは、他人に責任を転嫁しているだけで解決には結びつきません。
また、他人に責任を押し付ければ問題は解決すると仕事ができる人は思っていません。
仕事ができる人は、最後まで自分の責任として考えます。
そして、解決の糸口が見つかったばあいは自分だけで解決したのではなく、
まわりなどのお陰であることも知っています。
ですから、自然と「〇〇のおかげ」と出てくるのです。
「ありがとう」も自然と出てくる口癖です。
新しい仕事の話が自分に来た時、
仕事ができる人は「やります」「やらせてください」と積極的に取り組もうとします。
さまざまな仕事を経験すればするほど、会社や自分の成長につながると知っているからです。
「やらなきゃ」という言う人がいますが、
会社は自発的や積極的な人を求めています。
やらされてやる人より、率先してやる人を会社は認めます。
また、「忙しい」と口癖の人は、
仕事を終わらせることができないため能力が低いと評価されてしまいます。
新たな仕事も「忙しい」と断ってしまうと、会社やその人の成長につながらないので信用にもつながってきます。
成功者は、何か成果を上げたとき自慢をしません。
自慢をしてしまうと、成長が止まってしまうからです。
成功者がよく
「成功したのは運が良かったから」
とこたえるのは、自分だけの力ではないことをしっかりと理解しているからです。
成功者ほど成果を出したときに、自分は見られていると考えるのです。
仕事ができる人でも、解決策が見つからないときはあります。
しかし、「できない」などと言ってしまうとまわりのモチベーションまで影響してしまいます。
解決策はこれから見つけるという前向きさや楽観的、
自分を含めたまわりのモチベーションを下げないといったチームを大事にする心がけ、
という意味合いで「なんとかなる」が口癖になるのです。
まとめ
思考は現実化するなんていいます。
思考が外にでてくるのは言葉や行動です。
言葉を知ることで、その人の仕事の力量までを評価されてしまいます。
もし、あなたが正当に評価されていないと思っているのなら、一度口癖を変えてみてはどうでしょうか。
時間と共にあなたへの評価は高くなっていくことでしょう。
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