【あなたの会社は大丈夫?】ブラック企業の特徴と転職、選ぶべきはどんな企業か?

顔を覆い、うなだれている男性 転職

こんにちは。

「会社に行くのがつらい」
一度はそんなことを思った人はいるのではないでしょうか。
もし、その原因があなたの問題ではなく、会社そのものの問題だったらどうでしょうか。

今回は、あなたの会社がブラックかどうかを判断する、
ブラック企業の特徴を紹介します。
当てはまる項目が多ければ多いほど、ブラック企業といえます。




長時間の労働や過重労働

まず、なんといってもブラック企業の特徴は長時間労働が多いことです。
長時間労働がなければブラック企業に入ることもないでしょう。

求人転職サイトdodaの調査によると、
2022年の平均残業時間は22.2時間/月です。
もっとも残業時間の多い職種で37.1時間/月です。

厚生労働省の過労死基準は月80時間以上です。
過労死基準の80時間以上の残業が続くようであればブラック企業の可能性が高いです。

休日が少ない 有給休暇が取れない

ブラック企業の特徴に、休日が少ないこともいえます。
休みが少なくて、せっかくの休みは寝てばかり、
気づいたら休みの日が終わっていた、なんてことになっていませんか?

平均的な年間休日数は120日程度です。
年間100日以下の休日の会社は少ないといえるでしょう。
さらには80日を下回るようでしたら、休日に関してはブラック企業といえるでしょう。
年間80日の休日といえば月に6日程度
1週間に1~1.5日しか休めていないことになります。

有給休暇が取れないのは違反です

労働基準法第39条では、使用者はその雇入れの日から起算して、
6ヶ月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、
継続または分割した10労働日の有給休暇を与えなければならない。
と明記されています

出典:労働基準法

有給の付与は義務ですが、有給の消化自体は労働者の自由なのです。
しかし有給をとりたいという申し出に対して、
「有給休暇は取れない」
などの対応をされた場合は違法で、ブラック企業である可能性は高いでしょう。

会社が、今は忙しいから有給休暇は難しいと、時期を変更してくるのは違法ではありません。
違法ではありませんが、相談や交渉の余地なく強制された場合はブラックだといわざるをえません。
有給は年5日間は取得しなければならないという義務がありますので、
会社が有給消化に対して積極的なのかどうかも、ブラック企業の判断基準になります。

給料が低い

会社が、やりがいや努力とか都合のいい言葉を使って働かせている場合、
報酬が比率していないようであればブラック企業が十分に考えられます。
また、最低賃金を下回っているのも違法です。
労働者に支払われる賃金は、厚生労働省の定める最低賃金以上でなければなりません。

ほかにも残業代が出ないなんてこともあります。
給料が低いもっともな理由として考えられるのが、残業代が払われていないことです。
ブラック企業は残業が多いことがほとんどの上、
さらには残業代を払わないことがあります。

独特な雇用契約

よく、「うちはみなし残業制だから残業代を出さない」
なんて会社をよく耳にします。
勘違いしている人も多いのですが、
残業代が給料に含まれているみなし残業制度は、
いくら残業しても給料は変わらないということではありません。
みなし残業制度は、あらかじめ何時間分の残業時間でいくらの残業代を支払っているのか、
を明確にした上での雇用契約なのです。
「そんなことはわからない」
のであれば、ブラックな可能性が高いです。

変形労働時間制でも注意しなければいけないことがあります。
変形労働時間制とは、労働時間を月単位・年単位で調整することで、
勤務時間が増加しても時間外労働としない労働時間制度のことです。
しかし、従業員を何時間でも働かせて良いといった勘違いをしている会社もみられます。
ブラック企業でよく見受けられる、残業代を抑えるための言い訳である可能性が高いです。
確かに、似たような方法で契約することは認められています。
ところが、ブラック企業の場合導入するにあたってのルールが守られていなくて、
違法に残業代を支払っていないことがあるのです。

離職率が高い

過酷な労働環境では当然離職率は高いです。
急に辞める、引き継ぎなく辞めるといったケースがブラック企業では多く、
離職率が高いだけでなく、従業員の入れ替わりも激しかったりします。
採用基準が、その会社で耐えられるかどうかだけを判断している会社も実際あるのです。

また不当解雇や退職勧奨も多かったりします。
従業員を正当な理由もなく解雇する、
不当解雇や退職勧奨があるのもブラック企業の特徴です。

上司や社長は絶対

ブラック企業は体育会系が多い傾向があります。
上下関係に厳しいのも特徴です。
それはつまり、上司や社長の言うことは絶対なのです。
一歩間違えるとパワハラやセクハラにもつながってきます。
感情的であったり、
圧力的であったり、
理不尽であったり、
そういう上司や社長はあなたの会社にいませんか?
つねにトップダウンの意思決定というのはブラック企業に多い経営スタイルです。


まとめ

上にあげた特徴が、1つでも当てはまればブラック企業だということではありません。
中小企業の多くはトップダウンの経営ばかりでしょう。
ですから、
「うちの会社はトップダウンだからブラックだ」
と判断してしまうのは早計です。
残業が多いといっても残業代がちゃんとしっかり支払われているケースもあります。
残業も多いのは、その月だけかもしれません。
ブラック企業だと思い込んで、すぐに辞めてしまうことがないように、
まずは他の会社とくらべてみてからでも遅くはありません。

【退職代行ガーディアン】



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